玄人志向から、5インチ/3.5インチベイに収まるUSB2.0/IEEE1394コンボハブ「USB2.0+IEEE1394コンボハブ」が登場した。
一見すると、例えば「楽々接続」などのように、これまで何種類も売られていたドライブベイ用前面ポートアダプタと変わりないように見える。
しかしこの製品の最大の特徴は、基板にNECのUSB2.0ハブチップ“μPD720110”とRealtekのIEEE1394コントロールチップ“RTL8801”が搭載されていることからもわかるとおり、これ自体がハブ機能を持っていること。内蔵型のハブというわけなのだ。
ポート数はUSB2.0×4、IEEE1394×2(6pin×1、4pin×1)。IEEE1394のリピータ機能も搭載していおり、電源はPC内部の12Vコネクタから同梱の変換コードを使用して取り出す仕組みだ。出荷状態では5インチベイ内蔵用だが、外側のマウンタを取り外すことにより3.5インチベイでも使用可能。
このとおり、基板にはNECとRealtekのチップが |
どちらにしろ、PC背面のインターフェイスからケーブルを引き出してこなければならない(コードを通すための穴明きブラケットも付属)のはハブ機能非搭載製品と変わらないが、新たなスペースを必要とせずにハブ1基が使えるというのはメリットではあるだろう。
価格はコムサテライト3号店で5780円。