沖電気工業(株)は5日、FTTH(Fiber To The Home)用メディアコンバーターの販売を同日付けで開始すると発表した。『単体型メディアコンバータ(BBM1000A)』、『集合型メディアコンバータ(BBM3016A/D)』、『レイヤ2スイッチ内蔵集合型メディアコンバータ(BBM4116A/D)』、『屋外設置型レイヤ2スイッチ(BBM4012A)』の4製品で、通信事業各社向けに販売する。
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| FTTH用メディアコンバーター |
メディアコンバーターは、光ファイバーと銅線ケーブルなどの異なる伝送媒体同士を接続し、信号を相互に変換するための光/電気信号変換装置。『単体型メディアコンバータ』を各家庭に設置し、『集合型メディアコンバータ』や『レイヤ2スイッチ内蔵集合型メディアコンバータ』は通信事業者が設置する。『屋外設置型レイヤ2スイッチ』は、各家庭と通信事業者の間に設置して分配型ネットワークを構成するための機器。
『集合型メディアコンバータ』と『レイヤ2スイッチ内蔵集合型メディアコンバータ』は1Uラックマウントサイズで16ポートを収容可能。『屋外設置型レイヤ2スイッチ』と組み合わせれば、最大192加入者の収容が可能という。オプションとして、レイヤ2スイッチ内蔵集合型メディアコンバータ用に、10/100/1000BASE-T×2ポートを搭載した『拡張モジュール(BBM9001-T)』、1000BASE-SX×2ポートの『同(BBM9001-S)』、1000BASE-LX×2ポートの『同(BBM9001-L)』を用意する。同社では、メディアコンバーター単体で初年度10万台、そのほかで8000台の販売を目標としている。
