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使えるけど紛失注意!? ワイヤレスのグリップ型トラックボールマウス「使えてマウス」

2002年01月30日 21時02分更新

文● 小磯

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使えてマウス

 昨年12月14日の記事でお伝えしていた個性的なトラックボールマウスの販売がついに始まった。当初の予定から半月ほど遅れて店頭に並んだのはPCパーツの代理店として知られる創朋扱いの「使えてマウス」。メーカーは明らかになっていないが、型番である“RF Wireless Hand Track”から判断するに、台湾Green Green Globe製と思われる。



本体と無線受信部
本体と無線受信部

 使えてマウスは、以前から複数製品が流通しているグリップ型トラックボールマウスの進化形といった位置づけの製品。従来製品にくらべてひと周り以上大きくなったボディに無線発信部と充電池を内蔵することにより、ワイヤレスで利用できるようになったのが最大の特徴だ。無線の有効距離は3m。円形の無線受信部にはPCとの接続用USB/PS/2ケーブルのほかミニプラグが用意されており、充電時はこれをトラックボールマウス本体下部の端子に接続するだけだ。使用しない時は手元のスイッチで電源のオフが可能で、もちろん充電中もスイッチをオンにすればちゃんと利用できる。ただし、充電池は単4ニッケル水素タイプが2本必要なのだが、パッケージに同梱していないためユーザーが自分で用意しなければならない点はやや残念ではある。



グリップ部 LEDとID選択ボタン 電源スイッチ
グリップ部。以前創朋から発売された従来型「使えてマウス」と同じコンセプトと理解して問題ないだろう。トリガ部分とトラックボール部に合計3つのボタンを用意する通電表示LEDとID設定ボタン。任意の8chから設定できるようだ充電池ボックスのすぐ近くに用意された電源スイッチ
電池スペース LEDとID選択ボタン 無線受信ユニット裏面
単4型充電池2個を入れるスペース。電池は用意してほしかった底部にある充電用コネクタ無線受信ユニット。非充電時には充電用ケーブルをしまっておける
ダークグレー
こちらが“ダークグレー”

 カラーは白とダークグレーの2色あり、価格はコムサテライト3号店で6480円、OVERTOPで6500円。手に持って利用するという仕様のため、マウスを動かすための場所を選ばずどこでも利用可能というのは、用途によっては大きな意味を持つだろう。立ってPCを使う場合や、普段使っていないサブPCをちょっと動かしたり、といった場合に重宝しそうだ。しかし、大変便利である一方で問題は手に持って利用するため、一般的なワイヤレスマウス以上に“紛失”しやすいこと。これは便利だと使ったはいいものの、何気なく放置してしまって次に使おうと思ったときにはどこにやったか覚えていない、なんて事態を迎えないようくれぐれもご注意を。



地味なパッケージ
パッケージは、ホワイトボックスに近い地味なもの
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