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NEC、Linux対応クラスタソフトウェアの新バージョンを発表

2002年01月30日 19時34分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は、Linux対応クラスタソフトウェア『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』を2月1日より発売すると発表した。

『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』は、フェイルオーバー/ロードバランス型クラスタを構築するソフトウェア。新たにカーネル2.4ベースのディストリビューションをサポートしたほか、クラスタ設定情報を事前に作成し、システム導入を容易にする『CLUSTERPROトレッキングツール』をバンドルした。

同製品の価格は、2CPUライセンスで60万円。ソフトウェア本体が含まれる『バイナリ・ドキュメントCD R1.0』が1万円になる。

また、ターボリナックス ジャパン(株)とミラクル・リナックス(株)は、同製品をバンドルしたOEMパッケージを2月1日より発売する。

『Turbolinux 7 CLUSTERPRO SE』

ターボリナックス ジャパン(株)が発売する『Turbolinux 7 CLUSTERPRO SE』は、『Turbolinux 7 Server』に『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』をバンドルした製品。動作環境は以下のとおり。

CLUSTERPROサーバ
Turbolinux 7 Serverが動作するコンピュータ
メモリ……32MB
HDD……75MB
CLUSTERPROマネージャ
Windowsが動作するコンピュータ
メモリ……16MB
HDD……22.4MB
トレッキングツール
Windowsが動作するコンピュータ
メモリ……16MB
HDD……1.72MB

価格は2CPUで60万円。なおサポートは、以下のとおりOSおよびCLUSTERPROの回数無制限の問い合わせが別に販売される。

  • 『ターボサポート for CLUSTERPRO Server』48万円
  • 『ターボサポート for CLUSTERPRO Server ノード追加』12万円

『MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO SE』

『MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO SE』は、『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』に、『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』をバンドルした製品。さらに『Oracle9i Database for Linux』をバンドルした『MIRACLE LINUX with Oracle9i/CLUSTERPRO SE』も同時に出荷開始される。製品の価格は以下のとおり。

  • 『MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO SE』……60万円
  • 『MIRACLE LINUX with Oracle9i/CLUSTERPRO SE』……105万円

なお、『MIRACLE LINUX with Oracle9i/CLUSTERPRO SE』は2月1日から5月31日まで、出荷記念キャンペーン価格の96万円で販売される。

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