日本電気(株)は、Linux対応クラスタソフトウェア『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』を2月1日より発売すると発表した。
『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』は、フェイルオーバー/ロードバランス型クラスタを構築するソフトウェア。新たにカーネル2.4ベースのディストリビューションをサポートしたほか、クラスタ設定情報を事前に作成し、システム導入を容易にする『CLUSTERPROトレッキングツール』をバンドルした。
同製品の価格は、2CPUライセンスで60万円。ソフトウェア本体が含まれる『バイナリ・ドキュメントCD R1.0』が1万円になる。
また、ターボリナックス ジャパン(株)とミラクル・リナックス(株)は、同製品をバンドルしたOEMパッケージを2月1日より発売する。
『Turbolinux 7 CLUSTERPRO SE』
ターボリナックス ジャパン(株)が発売する『Turbolinux 7 CLUSTERPRO SE』は、『Turbolinux 7 Server』に『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』をバンドルした製品。動作環境は以下のとおり。
- CLUSTERPROサーバ
- Turbolinux 7 Serverが動作するコンピュータ
- メモリ……32MB
- HDD……75MB
- CLUSTERPROマネージャ
- Windowsが動作するコンピュータ
- メモリ……16MB
- HDD……22.4MB
- トレッキングツール
- Windowsが動作するコンピュータ
- メモリ……16MB
- HDD……1.72MB
価格は2CPUで60万円。なおサポートは、以下のとおりOSおよびCLUSTERPROの回数無制限の問い合わせが別に販売される。
- 『ターボサポート for CLUSTERPRO Server』48万円
- 『ターボサポート for CLUSTERPRO Server ノード追加』12万円
『MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO SE』
『MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO SE』は、『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』に、『CLUSTERPRO SE for Linux Ver2.0』をバンドルした製品。さらに『Oracle9i Database for Linux』をバンドルした『MIRACLE LINUX with Oracle9i/CLUSTERPRO SE』も同時に出荷開始される。製品の価格は以下のとおり。
- 『MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO SE』……60万円
- 『MIRACLE LINUX with Oracle9i/CLUSTERPRO SE』……105万円
なお、『MIRACLE LINUX with Oracle9i/CLUSTERPRO SE』は2月1日から5月31日まで、出荷記念キャンペーン価格の96万円で販売される。
