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Evo Desktop D500 US

Evo Desktop D500 US

2002年03月05日 14時53分更新

文● アスキーPC Explorer編集部・野口 岳郎

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Evo Desktop D500 US

コンパック

9万9800円(本体のみ)

COMDEX FALL 2001における参考出品で報道陣の視線を釘付けにし、1月のCESではBest of CESに選ばれた大人気の“超薄”マシンがいよいよ日本での販売が始まる。デザインの美しさもさることながら、ミニチュア技術で定評ある日本メーカーをさしおいての厚み69mm、容量7リットルというスペックも要注目だ。

これはデスクトップとノートのハーフだ

写真1 本体背面にオプションの「レガシーユニット」を装着したところ。シリアル、パラレル、PS/2端子の場所は、標準では目隠しのふただけになる。
 PCの導入にあたり、デスクトップかノートか、とハムレットのように悩んだ経験は多くの方がお持ちだと思う。操作性で言えばキーボードとマウス、液晶がセパレートなデスクトップが理想的だが、場所を取る無骨な「本体」が邪魔だ。しかし、ノートはノートで、液晶をのぞき込むように背中を丸めて作業するのがいただけないし、タッチパッドは本格ビジネスには操作性が低すぎ、結局外付けマウスが欲しくなる。どちらもスマートとは言い難い。

 Evo Desktop D500 USは、そんな悩みをお持ちのビジネスマン向けの製品だ。本体サイズは、個人向けのスリムデスクトップと呼ばれるタイプの筐体が9リットルあるのに対し、本製品は7リットル。しかも、容量削減のほとんどが横幅を薄くすることで行われているため、見た目のインパクト(幅69mm)が大きい。これを黒と銀でまとめると実にシャープで精悍。プロっぽさが匂い立つようなデザインだ。



写真2 ふたを開けたところ。もちろんスクリュードライバレスだ。ヒートシンクに横から風を当てる小さなファンが付いている。メモリの増設は容易に可能だ。
 薄さと並ぶEvoのもうひとつの特徴は、28dBというきわめて低い騒音レベルである。静音小型を強調した日本HPの「hp e-pc42」でも33dBある。中のHDDの回転音が聞こえることはあるが、一番の騒音源であるファンの音がすこぶる小さい。CPUにあえて小さなファンをつけることで、音が目立ちやすい本体側のファンに負担をかけないようにする、といった工夫がなされている。



写真3 前面ベイに装着可能な機器群。左上から時計回りに、FDD、拡張HDD、CD-ROM(標準添付)、DVD-ROM、CD-RW。
 拡張性に関しては、D500 USのアプローチは限りなくノートに近い。標準では24倍速CD-ROMドライブが装着されているが、本体上面のレバーを引くことで、ホットスワップでCD-RWドライブ、DVDドライブ、FDD、および拡張HDDに差し替えられる。さらに、本体上部には、同社のEvo Notebookの背に取り付ける「マルチポートモジュール」が流用可能で、無線LANユニットが製品化されている。そのほか、USBが5つにLAN、音声入出力の端子がある。モデムはない。



写真4 本体上面には無線LANユニットも装着可能だ。将来はBluetoothユニットなども用意したいという。
 液晶モニタとのデザインコーディネートもすばらしい。実は縦置きにすると、転倒防止台が必要になり、本体は細くても設置面積はスリムデスクトップ並みになってしまう。D500 USはむしろ、本体を横置きにして、上に液晶を載せるほうがいいかもしれない。昔はこのスタイルは、画面が上に行きすぎて首が凝るため敬遠されたが、本体が69mmしかないと、かなり自然な位置にくる。本体の設置面積を節約できる。



画面1 いつもはCD-ROMドライブを入れていて、急に人にデータをフロッピーを渡さなくてはならなくなっても、ホットスワップができれば電源OFFの必要がない。
 PCカードやIEEE1394のサポートがないため、ホビーも含めた家庭向けとしてはやや面白みに欠ける面はある。しかし、Evoシリーズの主ターゲットであるオフィスに対しては、静かさ、有線/無線LAN対応、さらに、人を落ち着かせると同時に力強さを感じさせる洗練されたデザインは、きわめて強力な武器になる。


Evo Desktop D500 USの主なスペック
製品名 Evo Desktop D500 US
CPU Celeron-1.3GHz
メモリ 128MB
HDD 40GB
CD-ROM 24倍速
通信 LAN
モニタ 15インチTFT(別売)
OS Windows XP Professional/Windows 2000 Professional
Officeアプリ

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