扇型に広がったヒートシンクで話題を呼んだ韓国Zalman Techだが、2月中旬にはSocket478、423用のCPUクーラー「CNPS6500A-AlCu」を市場に送り出すことが判明した。形状や取り付け方法はすでに店頭に並んでいる金(型番:CNPS3100G)、銀(型番:CNPS2005)、銅(型番:CNPS3000)とそっくり。しかし、よく見るとフィン形状やその大きさに違いが見られる。
まずフィン形状だが、一枚一枚に凹凸がつき、内部のスリットも多くなっている。サイズ自体が115~120(L)×94(W)×65(H)mmと前バージョンに比べてひとまわり大きくなっているため、空気流に配慮した結果と思われる。さらに、シルバーのヒートシンクの中心部に赤っぽい部分が見られるが、この部分は銅。つまり銅とアルミのハイブリッド製品というわけだ。
ファンの装着方法も前バージョンから基本的には変更はないようで、25mm厚の9cm角ファンが付属する。ファンコントローラも付属し回転数を調整できるようだ。代理店のセリングによると、このコントローラの単体販売も開始するという。
Zalman Techのクーラーは、その独特の形状も手伝って一部のショップでは人気商品になっているが、今回も話題を呼びそうだ。価格は未定。
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