ヤマハから、ネットボランチ(NetVolante)シリーズの新型ブロードバンドルータ「RTW65i」が登場した。
以前登場した「RTW65b」に新たにISDN機能を追加したもので、もちろん「RTA54i」「RT60w」から続く無線LAN搭載製品だ。
ISDNに対応した以外は「RTW65b」と機能は変わっておらず、白いタワー型の筐体も、前面のLEDの数が増えた以外はほぼ同一。
サイズは71(W)×184(H)×137(D)mm、ポート数はLAN側、WAN側ともに10Base-T/100Base-TX×1、USB×1。スループットは最大7.0Mbpsでヤマハによれば実効値は約5.0Mbps。PPPoEに対応し、IPマスカレード、DHCPサーバー/クライアント機能を搭載。次世代プロトコルIPv6にも対応する。
無線LAN部分はIEEE802.11bに対応し、通信速度は最大11Mbit/s、伝送距離は障害物にもよるが最大25m(屋内)、50m(屋外)。原則としてIEEE802.11bに対応した全ての無線LANカードと接続できるが、相性に関しての情報はヤマハのウェブサイトに掲載されている。
ISDN対応と聞くと時代に逆行していると感じられるかもしれないが、ヤマハによれば、企業あるいはSOHOの場ではISDN回線がまだ延びているとのこと。コンシューマ市場でのADSLへのアップグレードを睨んだ需要はもちろん、企業方面の需要が狙いという。
価格はネットワークセンター秋葉原店で4万4800円。「RTW65b」から1万円少々の価格アップとなっている。
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