(株)ヤマハミュージックメディアは23日、米Warner Bros. Publications(ワーナー・ブラザーズ・パブリケーションズ)社と提携し、洋楽曲の楽譜を日本国内でインターネット配信すると発表、同日より提供を開始した。
米Warner Bros. Publicationsは、約100万曲の楽曲を管理する音楽出版社。今回の提携により、米Warner Bros. Publicationsの管理楽曲の中から、日本で需要が見込まれる約1000曲を選び、順次インターネット配信する。開始当初の配信楽譜には、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』のテーマ曲“ヘドウィグのテーマ”などが含まれる。インターネット配信は、ヤマハミュージックメディアが運営する楽譜配信専用サイト“ぷりんと楽譜・ドットコム”を通じて行なう。同サイトは、2001年3月に運営を開始し、同社の出版物のほか、(株)音楽之友社と(株)ソニー・マガジンズからコンテンツ提供を受けている。
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| “ぷりんと楽譜・ドットコム” |
今回インターネット配信を行なう洋楽曲のジャンルは、映画音楽/クラシック/ポップス/ロックなど。楽器は、ピアノ/ギター/ボーカル。価格は、1曲当たり300円から。同社では、インターネット配信のほか、全国216店の楽器店などに設置したキオスク型端末機『MUMA』(ミューマ)や、シャープ(株)と提携したLモード用配信サービス向けにも、楽譜のオンライン配信を行なう予定としている。
