Let'snote TB CF-A3R8CXRは、ポインティングデバイスに光学式トラックボール(直径16mm)を搭載したB5ファイルサイズのノートパソコン。光学式トラックボールは、特殊コーティングされたボール上の斑点の動きを赤外線センサーで感知する仕組みだが、今回トラックボール機構を斜めに設置することで、従来のトラックボール搭載機と比較し薄型化を実現、本体サイズは幅255×奥行き220.5×高さ31.5(前部28.9)mm、重量が1.47kgとなっている。
光学式トラックボールを搭載したB5ファイルサイズノートパソコン“Let'snote TB”『CF-A3R8CXR』。トラックボール機構を斜めに設置したことで、従来より薄型の筐体にトラックボールを収めることに成功。また、外装にはマグネシウム合金を採用し、Let'snote Light CF-R1RCXRと同様にHDDを衝撃吸収材カバーで保護するなど、堅牢性も強化している |
本体カラーはシルバーとグレーが基調 |
光学式トラックボール部。ボールが斜めに設置されているのがお分かりいただけますか? |
CPUにIntel SpeedStepテクノロジ対応超低電圧版モバイルPentium III-M-700MHzを採用、128MBのメモリー(SDRAM/最大256MB)と30GBのHDD(Ultra ATA)を搭載する。チップセットはIntel 440MX Chipsetで、グラフィックスアクセラレーターはSMI Lynx 3DM+、ビデオメモリーは4MB。11.3インチXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1600万色)を装備する。
インターフェースは、USB 1.1×2、拡張コネクター、外部ディスプレー出力、LANポート(100BASE-TX/10BASE-T対応)、ワイヤレスコムポート、マイク入力、オーディオ出力。モノラルスピーカーを搭載し、PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。Let'snote Light CF-R1RCXRと同様のセキュリティー機能兼用のSDメモリーカードスロット×1も装備する。
SDメモリーカードスロットは手前に装備 |
バッテリー駆動時間は標準バッテリーパック(リチウムイオン)で約7時間。OSはWindows XP Professional。3月15日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は20万円前後。