初心者にお勧めしたい300万画素デジタルカメラ
撮影サンプル1。元画像は1536×2048ドットだが、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。プログラムAE、F2.8、1/200秒。 | 撮影サンプル1の中央部を480×640ドットにトリミングしたもの。薄暗い部分のディテールも残っており、階調表現はしっかりしている。 |
撮影サンプル2。元画像は1536×2048ドットだが、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。プログラムAE、F2.8、1/250秒。 | 撮影サンプル2の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。コントラストの高い状況下だが、暗部のノイズもあまり目立たず、解像感も高い。 |
一部のコンパクト機にあるようにフラッシュモード/マクロ切り替えがメニュー内に入れられることなく別スイッチとして用意されている点も使いやすい。C-4040ZOOMと同様にカスタムボタン機能を持ち、標準でAEロックのボタンをISO感度変更や連写、露出モード、AF方式、画質変更といった機能に変更できるのも便利だ。
撮影サンプル3。元画像は2048×1536ドットだが、掲載用に640×480ドットにリサイズしている。プログラムAE、F2.8、1/250秒。 | 撮影サンプル3の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。鮮やかな発色となっているが、ハイライトとなった空の間に若干の着色が見られる。 |
撮影サンプル4。元画像は2048×1536ドットだが、掲載用に640×480ドットにリサイズしている。マクロモード、F4.0、1/400秒。 | 撮影サンプル4の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。逆光にもかかわらず測光がうまく働いており、細かなディテールやグラデーションもきれいに表現されている。 |
C-4040ZOOMが11万5000円、C-3040ZOOMが9万9800円、C-2040ZOOMが7万4800円という価格に対し、C-3100ZOOMは6万300円と、かなり手頃になっており、カメラ量販店では5万円を切る価格で販売されている。価格的にはハイクラスの200万画素コンパクト機(「IXY DIGITAL 300」や「Cyber-shot DSC-P5」「LUMIX DMC-F7」など)とほぼ同程度であり、同じ出費でマニュアル撮影機能を備えた300万画素機を導入できるのはお買い得だ。
普段から持ち歩いてスナップ用途が中心となるコンパクト機と、大柄のボディとマニュアル撮影を持つ本機では撮影目的は異なるだろうが、将来的に凝った撮影も考えるなら、最初に買うデジタルカメラとしてC-3100ZOOMを考慮に入れてみてはいかがだろうか。
CAMEDIA C-3100ZOOMの主な仕様 | |
撮像素子 | 有効318万(総334万)画素CCD |
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レンズ | 光学3倍ズーム、f=6.5~19.5mm(35mmフィルムカメラ換算32~96mm相当)、F2.8 |
記録媒体 | スマートメディア(16MB付属) |
シャッター速度 | 4~1/800秒 |
絞り | F2.8~F11、1/3ステップ |
記録画素数 | 2048×1536/1600×1200/1280×960/1024×768/640×480ドット |
液晶モニタ | 1.8インチTFT液晶(約12万画素) |
動画記録 | 320×240ドット(15コマ/秒):最大約38秒、160×120ドット(15コマ/秒):最大約168秒(いずれも音声なし、Motion JPEG準拠QuickTime形式) |
インターフェイス | USB、DC入力 |
電源 | 単3×4本(アルカリ乾電池、リチウム乾電池、ニッケル水素充電池、ニッカド充電池)、リチウム電池パックLB-01(CR-V3) |
本体サイズ | 110(W)×70(D)×76(H)mm |
重量 | 300g(本体のみ) |