ここのところ続々登場してきた30~60Mbpsクラスのスループットを誇る高速ブロードバンドルータ。言うまでもなく、現在NTTが推し進めているFTTH(光ファイバー網)サービス「Bフレッツ」にターゲットを合わせたモデルたちである。普及率に関してはまだまだこれからというところだが、FTTH対応をうたう高スループットのブロードバンドルータの価格調査を行った。レビューサイトでは「Yahoo!BBでいいか!? PART3」を掲載中なので、そちらとあわせて参考にしていただきたい。なお、現在の製品の動向に関して、法人需要も多いぷらっとホームでは次のように話している。
「注目されているのはやっぱりコレガの『BAR SW-4P Pro』と出たばかりのプラネックスの『BRL-04FA』です。また特殊なものとしては、VPN機能をそなえたセンチュリーの『XR-300/TX2 DES』がよく売れてまして、入荷したそばから売り切れて今在庫がない状態です。次の入荷は今月末予定ですね。またBフレッツ対応で、かつ固定IPアドレス対応というルータで高速なものとなると、高価でコンシューマ用とは言いがたいヤマハの『RT105e』などになってしまいます。その点、『BRL-04FA』が固定IPアドレスに対応するはずだったんですが、ファームウェアのアップデート待ちになってしまったのが悔やまれます。もし対応するファームウェアが公開されたらもっと人気が出ると思います。性能的には、どの製品もスループットの実効値は十分高速なので、現在の環境ならどれを選んでもいいと思います。ただ対Bフレッツ最終兵器として、プラネックスの『ZIMA FX』という製品があるんですけどね。実効スループット100Mbps(!)をうたってまして、お値段49万8000円というバケモノです(笑)」
これが最終兵器、プラネックスの「ZIMA FX」だ! |