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リコー、文書管理/配信ソフトの最新版など4製品を発売

2002年01月18日 16時22分更新

文● 編集部

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(株)リコーは17日、同社の文書管理/文書配信システム『Ridoc Document System』において、個人文書管理ソフトの最新版『Ridoc Desk 2000(Version2)』、中小規模オフィス向けの文書管理ソフトの最新版『Ridoc Document Server(Version2)』、文書配信ソフトの最新版『Ridoc Document Router(Version2)』、大規模ネットワーク向けの文書配信ソフト『Ridoc Document Router Pro』の4製品を3月20に発売すると発表した。価格は順に1万1000円、19万8000円、9万8000円、49万8000円。

『Desk 2000(Version2)』は、ツリー構造とサムネイル(縮小画像)による表示で直感的な操作が可能な個人文書管理ソフト。同ソフトで保管した文書のほか、ネットワーク上の文書管理ソフト『Document Server(Version2)』/『Document Server Pro』などで保管している文書のシームレスな管理も可能となる。今回新たに文書内の単語で検索できる“全文検索機能”と、同社のプリンター言語“RPCS”で印刷する際の“プレビュー機能”を搭載した。プレビュー機能では、異なるアプリケーションソフトで作成した文書を一括印刷するときの印刷イメージや、ステープル/パンチ穴あけなどの後処理の仕上がりが確認できる。対応OSはWindows 95 OSR2/98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。

『Document Server(Version2)』は、文書名による検索機能や、文書内の全文検索機能、各サーバー上の文書をキャビネット単位で一括検索する機能などを搭載する中小規模オフィス向けの文書管理ソフト。スキャンし登録した紙文書データを、一括してOCR処理するときの天地識別やタイトルの自動抽出などの機能を強化したほか、フォルダーごとに文書の種類に合わせた“文書タイプ”の設定が可能となった。対応OSはネットワーク環境の場合Windows NT 4.0/2000で、スタンドアロン環境の場合それに加えてWindows 98/98 SE/Me/XP。

『Document Router(Version2)』は、スキャンした文書をネットワーク上のクライアントパソコンや文書管理サーバーに配信するソフト。メールソフト、グループウェア、ブラウザーとの連携や、同社のデジタル複合機『imagio Neoシリーズ』で受信したファクス文書を電子データとして蓄積し、クライアントパソコンに配信することが可能。複数の電話回線からファクスを受信した場合に、受信文書を電話回線ごとに自動的に振り分けて配信する機能を追加したほか、SMTP/POPサーバー、ロータス(株)の『ノーツ/ドミノ』、マイクロソフト(株)の『Exchange Server』などのメールサーバーに対応するなどメールソフトとの連携機能も強化された。対応OSはWindows NT 4.0/2000。

『Document Router Pro』は、Document Router(Version2)の上位版で、大規模ネットワークに対応した文書配信ソフト。複数のデジタル複合機で配信サーバーを共有する場合に、各機器ごとに必要な宛先を表示でき、同社のデジタル複合機『imagio Neo 750/600シリーズ』では最大2000件の宛先表示が可能となる。ファクス受信文書やスキャン文書の“ノーツDB”への直接配信など『ノーツ R5/ドミノ R5』との連携を強化したほか、マイクロソフトの文書管理サーバー『SharePoint Portal Server』への直接配信機能を搭載した。対応OSはWindows NT 4.0 Server/2000 Server。

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