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東芝、A4ノート“DynaBook”の新製品を発表――企業向けには“Satellite 1800”のXP Professionalモデル

2002年01月17日 15時50分更新

文● 編集部

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(株)東芝のデジタルメディアネットワーク社は17日、個人・家庭向けのノートパソコン“DynaBook”シリーズの新製品としてブロードバンド対応のオールインワンノート“DynaBook T4”1機種2モデルを発表した。併せて企業向けには“DynaBook Satellite 1800”シリーズ1機種5モデルと、コンパクトデスクトップパソコン“EQUIUM”1機種3モデルを発表した。

オールインワンノート“DynaBook T4”

DynaBook T4
“DynaBook T4”

“DynaBook T4”の上位モデルとなる『DynaBook T4/410PME』は、CPUにPentium III-1GHz、チップセットに米Trident Microsystems/台湾ALi社の『CyberALADDiN-T』と『M1535B』(Southbridge)を採用したノートパソコン。バッファーアンダーランエラー防止機能を搭載したDVD&CD-RWマルチドライブ(CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き換え8倍速、DVD読み出し8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)と、14.1インチの“Super View”液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色対応)を搭載する。メモリーは256MBで、HDDは40GB(UltraATA/66対応)、3モードのFDDも内蔵する。インターフェースは本体背面にまとめられ、10/100BASE-TX、世界58地域対応の56kbpsモデム(V.90対応)、USB×2、i.LINK(IEEE1394)、IrDA、ビデオ出力ほかを装備する。PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1でCardBus対応。パスレフ型スピーカーを内蔵する。

電源はリチウムイオンバッテリーで、消費電力は最大約75W。駆動時間は約2.3時間。AC100~240V対応のACアダプターが付属する。本体サイズは幅313×奥行き274×高さ39.5mm、重量は約3.17kg。本体カラーには“パールホワイト”を採用した。プレインストールOSはWindows XP Home Editionで、オフィスソフトとしてOffice XP Personalを搭載する。製品には海外の38地域で無償保証が受けられる“制限付海外保証(ILW)”が付属する。

『DynaBook T4/495CME』は、CPUをCeleron-1GHzに、HDDの容量を30GBにしたモデル。バッテリー駆動時間は約2.6時間となる。

発売は18日。価格はともにオープン。編集部による予想販売価格は、410PMEが21万円前後で、495CMEが19万円前後。

企業向け“DynaBook Satellite 1800”と“EQUIUM”

“DynaBook Satellite 1800”
DynaBook Satellite 1800

“DynaBook Satellite 1800”シリーズは、Pentium III-1GHzと15インチXGA液晶ディスプレーを搭載した最上位モデルの『DynaBook Satellite 1800 SA10AP/5』から、Celeron-950MHzと13.3インチXGA液晶ディスプレーを搭載したローエンドモデル『DynaBook Satellite 1800 SA95C/3』まで5つのベースモデルで構成される。

各モデルとも、CPUにPentium III-1GHzまたはCeleron-950MHz、チップセットにCyberALADDiN-TとM1535B、メモリーは128MB(PC/133またはPC/100対応SDRAM)、液晶ディスプレーは1024×768ドット(XGA)表示の15インチ/14.1インチ/13.3インチ、HDDはUltraATA/66対応の20GB/10GB、最大24倍速CD-ROMドライブ、3モードFDDを搭載する。LANインターフェースは10/100BASE-TXを装備し、PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1でCardBus対応。

電源はリチウムイオンバッテリーを内蔵し、最上位モデルの駆動時間は約1.8時間で、ローエンドモデルは約2.26時間。AC100~240V対応のACアダプターが付属する。本体サイズは、幅327×奥行き274×高さ41.4mmで重量が約3.4kg、または幅313×奥行き274×高さ39.5mmで重量が約3.2kg。

発売は1月下旬。ベースモデルの価格は、SA10AP/5が29万8000円からで、SA95C/3が22万8000円から。プレインストールOSがWindows XP Professional、Windows 2000 Professional(SP2)、Windows 98 SEの3タイプと、オフィスソフトとしてOffice XP Personal、Office XP Professionalを搭載するアプリケーションモデルも用意する。無線LANやメモリーなどのカスタムメイドサービスを合わせれば、計3564通りの組み合わせを選択できるという。

『EQUIUM 5050 EQ164/N』
『EQUIUM 5050 EQ164/N』

デスクトップパソコン“EQUIUM(エクィアム)”の新製品はPentium 4-1.60GHz、Intel845チップセット、グラフィックスカードにカナダのMatrox Graphics社製『Millennium G550』(32MB DDR SDRAM)を搭載した『EQUIUM 5050 EQ164/N』。標準で128MB(最大1GB)のメモリー、40GBのHDD(UltraATA/100対応)、48倍速CD-ROMドライブ、3モードFDDを内蔵する。インターフェースはUSB×4、10/100BASE-TX×1ほかで、PCカードスロット(TypeII×2)も搭載する。電源はAC100Vで、消費電力は最大200W。本体サイズは幅93×奥行き389×高さ310mm、重量は約9kg。

ベースモデルには、プレインストールOSの違いにより、Windows XP Professionalの『EQ164/NB1P1』、Windows 2000 Professional(SP2)の『EQ164/NB121』、『EQ164/NB1P1』の3種類を用意する。発売は1月下旬。価格は20万8000円から。カスタムメイドサービスにも対応する。

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