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ソニー、“バイオ”デスクトップ春モデルを一斉発表――“バイオJX”が登場

2002年01月17日 15時04分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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“バイオRX”は、パソコン上での映像の楽しみかたを追求したマイクロタワー型デスクトップパソコンシリーズ。今回発表されたのは、『PCV-RX75』、『PCV-RX65』、『PCV-RX55』の3モデル。

バイオRX
マイクロタワー型デスクトップパソコンシリーズ“バイオRX”

3モデルとも、TVチューナー内蔵のMPEG-2リアルタイムエンコーダーボードを内蔵しており、ビデオキャプチャー機能や、DV-アナログ/MPEG変換機能(RX75/RX65のみ)を備える。TVチューナーはVHF/1~12チャンネル、UHF/13~62チャンネル、CATV/C13~C63チャンネル、ステレオ放送、2ヵ国語放送に対応。入出力端子はS-ビデオ/コンポジット入出力端子とオーディオ入出力端子を装備する。圧縮モードは、高画質モード(17分で1GB)、標準モード(34分で1GB)、ビデオCDモード(94分で1GB)から選択可能。

最上位モデルの『PCV-RX75』は、CPUにPentium 4-2.20GHzを採用し、512MBのメモリー(RDRAM)を搭載する。チップセットはインテル850チップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce2 Ti、ビデオメモリーは32MB(RDRAM)。HDDは120GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質29時間、標準58時間、ビデオCD158時間、DV録画時間は7時間40分。

DVD-RWドライブとDVD-ROMドライブを搭載しており、DVD-RWの書き込み/読み込み速度は、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速、DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き込み等倍速、CD-ROM読み込み24倍速、CD-R/RW読み込み16倍速、DVD-ROM読み込み4倍速、DVD-R/RW読み込み2倍速となっている。DVD-ROMドライブはCD-ROM読み込み40倍速、DVD-ROM読み込み16倍速。

PCV-RX75は、17インチSXGA対応TFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX75L7』、、本体のみの2種類が用意されている。

『PCV-RX65』は、CPUにPentium 4-2AGHzを採用し、256MBのメモリー(RDRAM)を搭載する。チップセットはインテル850チップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce2 Ti、ビデオメモリーは32MB(RDRAM)。HDDは80GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質19時間、標準37時間、ビデオCD102時間、DV録画時間は5時間。PCV-RX75と同じDVD-RWドライブを搭載する。

PCV-RX65は、17インチTFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX65L7』と本体のみの2種類が用意されている。

『PCV-RX55』は、CPUにPentium 4-1.70GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)を搭載する。チップセットはインテル845チップセットで、グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA TNT2 M64、ビデオメモリーは32MB(SDRAM)。HDDは80GB(Ultra ATA/100)を搭載し、MPEG映像録画時間は高画質19時間、標準37時間、ビデオCD102時間、DV録画時間は5時間。PCV-RX75と同じDVD-RWドライブを搭載する。

PCV-RX55は、15インチTFTカラー液晶ディスプレーが付属する『PCV-RX55L5』と本体のみの2種類が用意されている。

3モデルとも、外部接続端子(背面)は、キーボード、マウス、シリアル、パラレル、USB(RX75/RX65は×1、RX55は×2)、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T対応)、ディスプレー出力、光デジタルオーディオ出力(RX75/RX65のみ)、モデム用モジュラージャック×2、i.LINK(S400)、MPEG-2リアルタイムエンコーダーボード用入出力。

外部接続端子(前面)は、USB×2、i.LINK(S400)、MPEG-2リアルタイムエンコーダーボード用入力を装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)、PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。メモリースティックスロットも備えている。本体サイズは幅203×奥行き371×高さ366mm。重量は、RX75が13.5kg、RX65とRX55が12.5kg。

OSはいずれもWindows XP Home Edition。付属アプリケーションは、DVDビデオ作成ツール『Simple DVD Maker』のバージョンが1.1にアップし、『Giga Pocket Ver.4.5』で録画した“ビデオカプセル”(録画したTV番組をカプセル化したもの)のほか、AVIファイルやMPEGファイルも、アイコンをドラッグ&ドロップするだけでDVD-RWに書き込めるようになった。

また、DV動画/静止画入出力/簡易編集ソフト『DVgate Ver.2.5』は、2GBを超えるAVIファイル(AVI2.0)に対応する。そのほか、Adobe Premiere 6.0専用のソニーオリジナルプラグインソフト『VAIO Edit Components』も用意されている。

3モデルとも26日発売で、価格はすべてオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCV-RX75L7が45万円前後、PCV-RX75が37万円前後、PCV-RX65L7が35万円前後、PCV-RX65が27万円前後、PCV-RX55L5が25万円前後、PCV-RX55が20万円前後。

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