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【オーバークロック研究室】PowerLeap製PL-iP3/Tを使ってTualatinコア版CPUを動作させてみる(前編)

2002年01月15日 22時57分更新

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●はじめに

PowerLeap製「PL-iP3/T」(写真はCPUを装着した状態)

 昨年末にNorthwoodコアを採用したPentium 4-2.2GHzがお目見えしたかと思えば、新年を迎えてAthlon XP 2000+の単品販売インテルの新製品が発売ラッシュとなっている。トレンドを追うユーザーにしてみれば入手先の在庫状況や販売価格が気かかりで、情報収集にしばらくは忙しい日々が続くことだろう。

 ところがこちらのレポートを読んでみるとBXマザーボードも「まだまだ健在」という印象が強い。正直なところ筆者が所有するパソコンの中にも歴代のBXマザーボードはいくつか残っており、CoppermineコアのPentiumIIIプロセッサを組み合わせたシステムが稼働中である。

 だが新製品が続々と登場するレポートを何気なく読んでいると「Northwoodコアとまでは言わないまでも、せめてTualatinコアへステップアップしたいものだ」と物欲がどこからともなく沸々と湧いてくる(家人に言わせるとこれは一種の病気らしいが…)。ただ、TualatinコアのCPUはBXマザーボードでは非サポートとなっているために対応するチップセットが搭載されたマザーボードも必要。ついでに突如として暴騰しだしたメモリも「今の内にPC133スペックをおさえておこうか…」と野望は果てしなく膨らんでいく。その一方でそれなりの予算折衝も覚悟しなければならず、もしもの時の妥協案も用意しておいた方がベターだろうと仮称Tualatin計画が進んでいく。予算が無難に確保できるなら何の心配も無く最新のCPU、マザーボード、メモリ等の購入に走ればよいのだが、もしも予算が厳しい時やとりあえずTualatinと言う向きにはこちらのPowerLeap製「PL-iP3/T」を活用する手もある。そこで今回はPL-iP3/Tを使いTualatinコアのPentiumIIIとBXマザーボードを組み合わせて動作させてみる。ただし、ただ単に動作させるだけではもの足りないのでオーバークロック研究室の課題らしくオーバークロック動作にどの程度ついてこられるのかをもテストしてみた。



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