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オムロンソフトウェア、UNIX対応日本語入力システム『Wnn7 Server』を発売

2002年01月15日 22時48分更新

文● 編集部

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オムロンソフトウェア(株)は15日、UNIX対応の日本語入力システム『Wnn7 Server(うんぬセブン サーバー)』の販売を25日に開始すると発表した。価格は2ライセンスが4万8000円。3ライセンス以上には“ネットワークライセンス”を、また大学向けには“キャンパスライセンス”を設定する。

『Wnn7 Server』は、ネットワーク利用時の“負荷分散処理”や、メンテナンスを簡略化できる“変換サーバの一元管理、辞書の共有”、“IPv6対応”(SPARC版のみ)など、大規模ネットワーク環境向けの機能を強化したのが特徴。日本語“変換サーバ”(jserver)には200クライアントまで、日本語“辞書引きサーバ”(wnnds)には変換サーバを100個まで接続できるという。また“基本辞書+オプション辞書”として、50万語の基本辞書と分野別辞書(人名、地名、住所、駅名、企業名、空港名、大学名、動物園、植物園、水族館、コンビニ、アミューズメント)を搭載する。日本語入力では、入力した言葉をそれ以前の使用頻度から予測して変換する“楽々入力”のほか、同じような意味の単語に変換する“連想変換”、漢字から読みに変換する“逆引き変換”機能などを搭載する。

GUIには『GTK+』を利用しておりカスタマイズが可能。また、Emacs ClientをすべてEmacs Lispで記述したため、再コンパイルの必要がなくなったという。対応OSは、Solaris 8(SPARC版のみ)とAIX 4.3。

同社では、Windows マシンからWnn7を利用するための『Windowsクライアント』を用意するとしている(ホームページでダウンロード提供)。

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