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Richard Stallman氏に習うWord添付ファイルの断り方

2002年01月11日 21時43分更新

文● 編集部

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昨年行なわれた「リチャードストールマンと話そう」でもWordファイルの添付は悪だと力説していたRichard Stallmanだが、OSDN系のニュースサイト「NewsForge」にWordファイルを受信した場合の断り方を投稿している。

“We can put an end to Word attachments”(我々はWord添付ファイルに終止符を打つことができる)と題されたレポートでは、Wordはユーザーから研究、変更、複製、再頒布の自由を奪うだけでなく、自由なシステムに乗り換えようとするユーザーに添付ファイルを送ることで、彼らがそれを読むためにWordを持っていないといけないと感じさせてしまうと述べている。

さらに、これまでGNUツールのユーザーはWordファイルを読むためにさまざまな努力をしてきているが、Wordのバージョンが変わる限りその作業を継続しなければならないと指摘。そこでStallmanは最近1年をかけて、Wordファイルをメールに添付する人々に対して、メールの再送をお願いする丁寧なメッセージを送るようにしてきたという。Stallman氏が挙げているメッセージの例は、それぞれ以下のような書き出しで始まる。

例1
あなたは、秘密で独占的なMicrosoft Word形式の添付ファイルをお送りになったので、私は読むことができませんでした。プレーンテキストかHTML、PDFでお送りいただければ読むことができます。
例2
あなたは、秘密で独占的なMicrosoft Word形式の添付ファイルをお送りになったので、私にはそれを読むのは困難です。プレーンテキストかHTML、PDFでお送りいただければ、拝読いたします。
例3(Bob Chassell氏の提案による。使う場合はファイルサイズの部分を適切に置き換えること)
私は悩みました。先日のメッセージで、あなたはなぜ内容が2万7133バイトだというのに、87万6337バイトにして私に送ることにしたのでしょう?

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