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あのゲーム機向け特別仕様!? Western Digitalの廉価HDDシリーズがモデルチェンジ

2002年01月11日 19時44分更新

文● 小磯

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WD200EB

 Western Digitalのバリューセグメント向けHDDとして知られる「WD Protege」(正確にはふたつの“e”の上に“’”が付く)シリーズに、仕様が微妙に異なるモデルが現れた。20GBの「WD200EB」と10GBの「WD100EB」という型番はこれまでどおりなのだが、表面に窪みがあり、またシール上の仕様表記がアンペアを示すと思われる箇所で一部異なっている。



窪み
従来モデル(左)との比較。向かって左下部分に窪みがある

 現在のところWestern Digitalのサイトにこの新型WD Protegeについての情報はない。だが、両製品に対して独自に「WD200EB-2」「WD100EB-X」という名称を与えている代理店のシネックスによると、両製品ともに従来から仕様面で大きく様変わりしているようだ。まず、プラッタあたり容量は従来の10GBから20GBに倍増。また、回転数5400rpmモデルでありながら高回転7200rpmモデルの“BB”シリーズと同等の部品を用いて作られているため、耐久性が向上しているという。特にWD100EB-Xは「あるハードウェア向けとして特別に耐久性への配慮を行っているHDDをPC市場向けに投入したもの」というから要注目。ヒントは型番の“X”に隠されていそうだ。



32CPFO 32CSFO
「WD200EB-2」。型番末尾6桁は“32CPFO”となっており、ここで見分けることになるだろう。ちなみに“2”は「2世代目なので」(シネックス)「WD100EB-X」。最近Western DigitalのHDDを採用したハードウェアといえば…

 価格はWD200EB-2が若松通商エルプラザで8980円、若松通商PS/PLAZAで9180円、若松通商LAN/PLAZAで9980円。WD100EB-Xが若松通商エルプラザと若松通商PS/PLAZAでともに8480円、若松通商LAN/PLAZAで9480円。一風変わったHDDが欲しい人や、手頃な容量のHDDが欲しい人、あのハードが気になっている人はお見逃しなく。

WD200EB-2 WD100EB-X
「WD200EB-2」「WD100EB-X」
【取材協力】

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