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東芝、英日/日英翻訳ソフト『The翻訳プロフェッショナル V7.0』と特許翻訳オプションなどを発売

2002年01月09日 21時40分更新

文● 編集部

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(株)東芝(e-ソリューション社)は9日、英日/日英翻訳ソフト『英日/日英The翻訳プロフェッショナル V7.0』と専用の特許翻訳オプション『英日/日英特許翻訳オプション V2.0』、およびThe翻訳シリーズ用の専門用語辞書『The翻訳英日専門用語辞書 V3.0』『The翻訳日英専門用語辞書 V3.0』の4製品を2月8日に発売すると発表した。価格はThe翻訳プロフェッショナル V7.0が8万5000円、特許翻訳オプションが9万8000円、The翻訳英日専門用語辞書 V3.0とThe翻訳日英専門用語辞書 V3.0がともに3万8000円。

『英日/日英The翻訳プロフェッショナル V7.0』『英日/日英The翻訳プロフェッショナル V7.0』

『英日/日英The翻訳プロフェッショナル V7.0』は、従来製品の辞書に日英/英日それぞれ約20万語を追加し、英日53万語(基本辞書27万語+分野辞書26万語)、日英51万語(基本辞書27万語+分野辞書24万語)の計104万語として翻訳精度を向上したという。分野辞書は、ビジネス、情報、電気・電子、機械、化学、医学・バイオなど日英15分野、英日8分野で構成される。ユーザー辞書では、テキストから自動抽出した未登録熟語の登録に必要な情報を推定して提示する“インテリジェント辞書登録機能”が利用できる。

メイン機能となる“対話翻訳”では、1つのウィンドウ内に、類似文検索、確認翻訳、訳語選択、EPWING辞書検索、翻訳方向の切り替え(英日/日英)を行なうための関連情報の表示エリアを設け、操作性を向上させたという。そのほか、翻訳した内容を再翻訳して翻訳結果を確認できる“確認翻訳”機能、Microsoft OfficeやAdobe Acrobat/Acrobat Readerに翻訳機能を組み込める連携機能、フォルダーや複数のファイルを指定しての一括翻訳機能、マウスで文字をポイントすれば翻訳できる“クイック翻訳”機能などを搭載する。
また、Internet Explorerのエクスプローラバーで翻訳結果対訳表示とEPWING辞書の参照が行なえるほか、Netscape 6でもブラウザー、メールツール、コンポーザーで翻訳機能を利用できる。さらに、オートパイロット機能やキャッシュ登録機能、チャット翻訳機能、サーバーに共有辞書を作成できる辞書共有機能なども搭載する。

対応機種は、PC/AT互換機とPC98シリーズ。対応OSは、Windows XP/2000/98/98 SE/Me/NT 4.0(SP6a以上)。対応するアプリケーションは、WordやExcelなどのOfficeソフト、ワープロソフトの一太郎、ViaVoice98、LaLaVoiceなどの音声認識ソフトなど。

『英日/日英特許翻訳オプション V2.0』『英日/日英特許翻訳オプション V2.0』

『英日/日英特許翻訳オプション V2.0』は、『英日/日英The翻訳プロフェッショナル V7.0』に追加インストールすることで特許文書の翻訳精度を向上させるソフト。特許文書を専用文法で解析、翻訳するのが特徴で、対話翻訳機能では、翻訳しやすい単位に分割したり、独特な表現を翻訳可能な形に調整しながら読み込むことができる。この機能はWordでも利用できる。SGMLのデータの読み込みにも対応した。また、辞書には『The翻訳専門用語辞書 V3.0』を搭載する。

専門用語辞書『The翻訳日英専門用語辞書 V3.0』と『The翻訳英日専門用語辞書 V3.0』

『The翻訳日英専門用語辞書 V3.0』と『The翻訳英日専門用語辞書 V3.0』は、従来の約2倍の語数を持つ専門用語辞書で、16分野の英日101万語、日英102万語を収録する。収録する分野は、ビジネス、情報・電子、機械、建築・土木、運輸・物流、化学、バイオ・生物、医学・薬学、数学・物理、自然科学、軍事・防衛、原子力、生産・品質、繊維・衣料、固有名詞(地名・人名・団体名)。辞書は、“The翻訳プロフェッショナル”シリーズで利用できる。

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