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銀色カード第2弾はサウンドカード!! 1月中旬発売予定

2001年12月27日 20時09分更新

文● 小磯

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銀色サウンドカード

 先日、銀配線に銀色PCBを採用した銀づくしカードが話題になったが、あれから半月ほど経ち、第2弾の計画が明らかになった。今度はサウンドカードだ。もともと銀色配線はマニア向けのオーディオ機器などに採用されていたものであるのを考えると、第2弾としてこれほどふさわしいものもないだろう。第1弾のGeForce2 Ti搭載ビデオカードと同じく台湾Triplex社製となる同製品の製品名は「Triplex Ma-La-Zi Sound Card」。代理店のアイルでは「TLX-FM801AU」という型番を与えており、こちらの型番で流通することになりそうだ。



銀色PCB
Triplexのロゴが刻まれた銀色PCB
デジタル入出力対応
銀色PCBにより、放熱効率も従来のサウンドカードに比べて15%向上しているという

 サウンドチップには廉価なサウンドカードで最近採用例の増えているForteMedia製“FM801-AU”を搭載。アナログ5.1ch出力に光/同軸デジタル出力、光デジタル入力といった必要十分な機能をサポートする。ここまではごく普通のサウンドカードだが、Triplexによれば、銅よりも電磁波に強く、伝導率も高い銀で配線した同製品は銅配線を採用したサウンドカードに比べて電磁ノイズを47%カットできたという。つまりS/N比が改善したというわけで、そうであれば同程度のサウンドチップを採用した同価格帯のカードよりもクリアな音を味わえることになる。実際のところ、ノイズ対策というものは配線だけでなく全体的な設計上の問題であるため、銀配線が直接に劇的な音質向上をもたらすわけではないが、すでに銀配線がサウンドに与える影響はある程度実証されているだけに、特にノイズの多さが指摘される廉価なサウンドカードが銀配線を採用した意義は決して小さくない。発売となれば注目を集めそうだ。



パッケージ

 なお価格は「円安の進み具合によって左右されるが、おそらく5000円弱から6000円強の間になるのではないか」(アイル)とのこと。1月中旬にアキバの各ショップで発売になる予定となっている。



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