26日には複数ショップが入荷の遅れを示唆するなど、情報が錯綜していたNorthwoodコア版Pentium 4のリテールボックスが27日夕方になってアキバに登場した。動作クロックは2.20GHzで、これまでの最高クロックであるPentium 4-2GHzを200MHz上回る、x86 CPU最高クロック品だ。
パッケージについては以前から「Northwoodコア版CPUから紙のパッケージではなくなるのではないか」という声がまことしやかに囁かれていたが、今回登場したリテールボックスはこれまでのSocket478ピン版Pentium 4とそっくりな外観。違いはL2キャッシュ容量の表記が従来の256KBから512KBに代わっている程度で、パッケージを見ただけではWillametteコア版Pentium 4とまず区別がつかない。このことから判断するに、同梱のCPUクーラーなどはおそらく従来と同じものだろう。
パッケージ側面にある“Product Features”の比較。ここもL2キャッシュ容量以外に違いはない |
価格はTWOTOP 1号店、2号店で7万9800円、カクタソフマップで7万9999円、OVERTOPで8万1800円。高速電脳では7万9800円だったが、予約分で完売したという。このほか、コムサテライト3号店など数店が明日28日の入荷を予告している。
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