イー・スリー・ネットワークス(株)は25日、ネットワークインフラの設備投資に関するROI(投資収益率)を分析/改善するコンサルティングサービスの提供を開始したと発表した。
同サービスは、米OPNET社製のネットワークシミュレーションツール『OPNET Service Provider Guru(SPG)』を用いて、通信事業者/ISP向けにネットワーク設備投資に関するROI分析を行ない、改善案を提案するというもの。過剰なIT投資により経営が圧迫されないように、顧客企業のIT投資を分析/評価し、経営者に向けて適切なIT投資をコンサルティングするとしている。
また、同社は、同サービスの提供に当たって、通信事業者向けにコンサルティングサービスを提供している(株)フロントライン・ドット・ジェーピー(FLJ)と提携したと発表した。主な提携内容は、FLJが持つ通信市場の分析ノウハウと、同社が持つシミュレーションのノウハウを組み合わせたコンサルティングサービスを、顧客に提供するというもの。なお、イー・スリー・ネットワークスは、三井物産(株)の全額出資子会社で、2001年4月1日の設立。米ヒューレット・パッカード社製システム運用管理ツール『hp OpenViewシリーズ』などの販売や、顧客のネットワーク/システムのTCOを改善するソリューションの提供などを行なっている。