このページの本文へ

エスコジャパンとNTT-X、大手町で“アドタワー”の実験を開始

2001年12月25日 20時15分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エスコジャパン(株)と(株)エヌ・ティ・ティ エックスは25日、26日から2002年1月31日まで、IT対応型 省電力広告塔“アドタワー”の実証実験を行なうと発表した。

省エネルギー事業を展開するエスコジャパンは、5月より、新商品開発に関するITコンサルティングをNTT-Xから受けており、両社は“アドタワー”の商用化に向けて検討を重ねてきたという。今回、試作第1号機の完成を受けて、アーバンネット大手町ビル(東京都千代田区大手町2-2-2)1階北側入口前に設置しての実証実験を実施することとなった。

“アドタワー”“アドタワー”

“アドタワー”の高さは4メートル。液晶パネルを備えており、光ファイバーや無線接続によって、コンテンツの配信を受けて表示できる。また、風車とソーラーパネルを装備し、風力と太陽光で発電するため、災害時の情報発信にも利用できる。主には、風車がまわるということによって注目を集め、広告塔としての活用を期待しているという。本体価格は、約380万円から1000万円で、設置費用が約100万円。

実証実験では、エスコジャパンが性能実験と商品力の評価/検証、NTT-Xがコンテンツ配信実験を担当する。コンテンツ配信については、NTT-Xが運営するインターネットポータルサイト“goo”のコンテンツを、アドタワーの20インチ画面に表示できるように、自動で加工/編集するプログラムなどの実験を行なう。今後は、コンテンツや場所などを提供する実験への参加者を募集するほか、2002年2月には本格的な提供を目指している。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン