デジタルファクトリ(株)とアカツキ工業(株)は、両社が共同開発した、kondara MNU/Linux 2.0ベースのOSをインストールしたアプライアンスサーバ『Easy Box』を発売した。
『Easy Box』。 |
『Easy Box』は、デジタルファクトリ(株)が提供している『Easy Soluion Pack インターネットサーバ/イントラネットサーバ』をプリインストールしたサーバマシン。Webサーバやメールサーバなどの機能を持つインターネットサーバ版と、ファイルサーバ、DHCPサーバの機能を持つイントラネットサーバ版がある。
『Easy Box』にプリインストールされている『Easy Solution Pack』には、デジタルファクトリ(株)が開発した設定ツール『ESP Tools』がバンドルされており、ドメイン名やユーザ情報などを入力するだけでサーバの設定が完了し、「サーバが導入日からすぐに活用」(同社プレスリリースより)できるという。
『Easy Box』の主な仕様は以下のとおり。
『Easy Box インターネットサーバ』
- CPU……Celeron-800MHz相当
- HDD……40GB
- メモリ……128MB
- ネットワーク……10/100BASE-T(オンボード)
- OS……Kondara MNU/Linux 2.0ベース
- サーバ機能……Webサーバ(Apache)、メールサーバ(postfix)、DNSサーバ(BIND)、FTPサーバ(proftpd)
- サポート……ESP Tools設定についての電話、メールサポート(1年間)、ハードウェアパーツ保証(1年間、センドバック方式)、24時間サーバ監視サービス『WatchOne』3カ月無償提供
『Easy Box イントラネットサーバ』
- CPU……Celeron-800MHz相当
- HDD……80GB
- メモリ……256MB
- ネットワーク……10/100BASE-T(オンボード)
- OS……Kondara MNU/Linux 2.0ベース
- サーバ機能……ファイルサーバ(Samba、netatalk)、DHCPサーバ(dhcpd)
- サポート……ESP Tools設定についての電話、メールサポート(1年間)、ハードウェアパーツ保証(1年間、センドバック方式)
両製品とも、年間3万円の登録費用を支払うことで、2年目以降も継続してサポートを受けることが可能だ。
出荷開始は2002年1月中旬を予定している。両製品の価格は以下のとおり。
- 『Easy Box インターネットサーバ』……15万8000円
- 『Easy Box イントラネットサーバ』……19万8000円