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デジタルファクトリ(株)、Kondaraベースのアプライアンスサーバを発売

2001年12月20日 22時26分更新

文● 編集部

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デジタルファクトリ(株)とアカツキ工業(株)は、両社が共同開発した、kondara MNU/Linux 2.0ベースのOSをインストールしたアプライアンスサーバ『Easy Box』を発売した。

Easy Box『Easy Box』。

『Easy Box』は、デジタルファクトリ(株)が提供している『Easy Soluion Pack インターネットサーバ/イントラネットサーバ』をプリインストールしたサーバマシン。Webサーバやメールサーバなどの機能を持つインターネットサーバ版と、ファイルサーバ、DHCPサーバの機能を持つイントラネットサーバ版がある。

『Easy Box』にプリインストールされている『Easy Solution Pack』には、デジタルファクトリ(株)が開発した設定ツール『ESP Tools』がバンドルされており、ドメイン名やユーザ情報などを入力するだけでサーバの設定が完了し、「サーバが導入日からすぐに活用」(同社プレスリリースより)できるという。

『Easy Box』の主な仕様は以下のとおり。

『Easy Box インターネットサーバ』

  • CPU……Celeron-800MHz相当
  • HDD……40GB
  • メモリ……128MB
  • ネットワーク……10/100BASE-T(オンボード)
  • OS……Kondara MNU/Linux 2.0ベース
  • サーバ機能……Webサーバ(Apache)、メールサーバ(postfix)、DNSサーバ(BIND)、FTPサーバ(proftpd)
  • サポート……ESP Tools設定についての電話、メールサポート(1年間)、ハードウェアパーツ保証(1年間、センドバック方式)、24時間サーバ監視サービス『WatchOne』3カ月無償提供

『Easy Box イントラネットサーバ』

  • CPU……Celeron-800MHz相当
  • HDD……80GB
  • メモリ……256MB
  • ネットワーク……10/100BASE-T(オンボード)
  • OS……Kondara MNU/Linux 2.0ベース
  • サーバ機能……ファイルサーバ(Samba、netatalk)、DHCPサーバ(dhcpd)
  • サポート……ESP Tools設定についての電話、メールサポート(1年間)、ハードウェアパーツ保証(1年間、センドバック方式)

両製品とも、年間3万円の登録費用を支払うことで、2年目以降も継続してサポートを受けることが可能だ。

出荷開始は2002年1月中旬を予定している。両製品の価格は以下のとおり。

  • 『Easy Box インターネットサーバ』……15万8000円
  • 『Easy Box イントラネットサーバ』……19万8000円

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