B.L.T.プロジェクトは19日、PDA向けにプッシュ機能を追加したと発表した。これは、PDAユーザーが“BLIP(Bluetooth Local Infotainment Point)”のサービスエリア内に入ると、自動的にローカルメニューが表示され、ローカルコンテンツにアクセスできるようにする機能。
今回追加した機能は、(株)クレスコが技術協力し(株)アイ・オー・データ機器が開発したBluetoothコンパクトフラッシュ(CF)カードを、Pocket PCに装着すれば利用できる。CDカードにはプッシュ機能に対応したソフトウェアがバンドルされる。ただし、プッシュ機能を追加したサービスを提供する実証実験の場所と期日については検討中としており、CFカードの発売時期、価格なども未定となっている。
“B.L.T.(Bluetooth Launch Trial)プロジェクト”は、Bluetooth技術を採用したアプリケーションの開発を促進する目的で、日本エリクソン(株)、丸紅(株)、ハンドスプリング(株)が協力して、6月19日に発表したプロジェクト。3社がコンソーシアムを結成し、約10社がパートナーとして名を連ねている。