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松下電器、携帯電話サイズのSDマルチカメラとSDプリンターを発売

2001年12月18日 22時07分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は18日、SDメモリーカードに対応した折り畳み式携帯電話サイズの多機能カメラ『SV-AV10』(愛称:D-snap)と、SDメモリーカード/マルチメディアカードに対応したSDモバイルプリンター『SV-P10』を、2002年1月20日に発売すると発表した。価格はオープン。

『SV-AV10』と『SV-P10』
『SV-AV10』(左)と『SV-P10』(右)

『SV-AV10』は、SDメモリーカード/マルチメディアカードを利用して、動画と静止画の記録と再生、AAC圧縮方式の音楽の再生、ボイス録音機能による音声の記録と再生が行なえるSDマルチカメラ。記録方式は、静止画がJPEG準拠(640×480ドット、DPOF対応)、動画がMPEG-4準拠(176×144ドット/320×240ドット)、音声がG.726。動画は画面サイズと画質により4段階(ファイン/ノーマル/エコノミー1/エコノミー2)の設定が行なえ、エコノミー2(176×144ドット)の場合、512MBのSDメモリーカードを利用すれば約11時間20分の録画が行なえる。ボイス録音は512MBで約35時間。本体サイズは幅28×奥行き87×高さ50mm、重量約98gと小型軽量化が図られているのが特徴。

撮像素子は1/4インチの35万画素(有効33万画素)のCMOSセンサーで、焦点距離4.16mm、F値が3.6のレンズを搭載する。最短撮影距離は50cm。モノラルマイクロホンと11万画素の2インチ液晶ディスプレーを搭載する。バッテリーパック(3.7V)、ACアダプター、8MBのSDメモリーカードなどが付属する。本体のカラーはシルバー(-S)、レッド(-R)、ブルー(-A)の3種類。付属のバッテリー(充電時間2時間)では、約1時間の動画の記録再生、あるいは約1時間30分のボイス録音再生が行なえる。

『SV-P10』は、SDメモリーカード&マルチメディアカードスロットを搭載し、本体サイズが幅85×奥行き68×高さ30mm、重量が約185gと小型軽量化したモバイル用プリンター。印刷方式は熱溶融ドット径階調記録方式で、印刷解像度は203dpi×203dpi。プリントサイズは69×38mmのミニカードサイズで、プリント時間は約70秒。プリントできる画像データのサイズは80×60ドットから6144×4096ドットまで。バッテリー駆動で約45枚の連続プリントが行なえる。対応するフォーマットは、DS-Picture、Exif、DCF、CIFF、SISRIF、JFIF。

また、USB端子を装備しており、パソコンと接続してプリントすることもできる。製品にはバッテリーパックやACアダプター、USB接続ケーブル、プリンタドライバーソフトなどが付属する。消費電力は約4.8W。

対応する用紙(別売)は、標準紙のほか、シール紙(1分割プレカットタイプ/4分割プレカットタイプ)の3種類。ミニカードサイズペーパー(標準紙)の『VW-MCA30』は30枚入りでインクカセットを同梱し、価格は1100円。シールペーパー『VW-MCASD1』『VW-MCASD4』は30枚とインクカセットで1300円。

なお、両製品とも、松下ネットワークマーケティング(株)のショッピングサイト“PanaSense(パナセンス)”において限定100台のモニター販売を行なう。SDカメラについては、商品化を前提としたカラー人気投票も行なうという。

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