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【秋葉原】i845Dマザーがズラリ!! Pentium 4&DDR SDRAM対応マザー実売価格調査

2001年12月15日 22時43分更新

文● 編集部

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i845D登場!

 i845チップセット搭載マザーボードが登場したときとまったく同じ事態が繰り広げられているi845Dマザーボード。週末になってASUSTeK、EPoX、Transcendからも登場したほか、チップセットを発表していないIntelからも製品がデビューする混乱ぶりまでそっくりだ。


Intelからは「D845BG」とICH2内蔵コントローラによりネットワーク接続をサポートする「D845BGL」が登場。i845マザーボード「D845HV」シリーズとよく似たデザインだが、DIMMスロットはi845Dのバンク数制限にあわせて2本となっている
D845BGLDIMMスロット
ASUSTeK「P4B266」。USB2.0コントローラをオンボードで搭載し、4つのUSB2.0対応コネクタを付属ブラケットへ引き出せる。ASUSTeK独自の補助電源機能“EZ Plug”をはじめ、POSTコードを音声でライン出力できる(システムスピーカからも出力可能)“POST Reporter”を搭載するのも特徴だ。FSBやVCoreなどは細かく設定可能
パッケージP4B266
EPoX「EP-4BDA」。i845マザーボード「EP-4B2A」と同じく、EPoXお馴染みのPOSTコード表示LEDを装備していない。EP-4BDAで空きパターンを確認できるIDE RAIDコントローラと同じく、バリエーションモデルでサポートされるようだ。FSBやVCoreなど、オーバークロックに関する設定は今回も充実している
パッケージEP-4BDA
Transcend「TS-ABR4」も登場。100MHz~132MHzまで1MHz刻みでFSBを設定できるほか、VCoreなどの設定も可能で、安価なのがウリ
パッケージTS-ABR4

 売れ行きはどのショップも“堅調”といったところ。逆に言えば、i845マザーボードが登場したときのような爆発的なものは感じられないが、これは多分にDDR SDRAMの高騰が影響しているようだ。今週になって1000円以上値上がったDDR SDRAMは、PC2100の256MBモジュールで7000円台が主流と、最安値で9000円台を回復したPC800 RDRAM 256MBとの価格差が少なくなっている。そこで「たいして値段差がないのなら、パフォーマンスに優れ、i845Dよりも情報が出揃っていて安心できるi850マザーボードを」という人が増えたようで、今週末はi850マザーボードとRDRAMのセットがPentium 4用マザーボードではもっとも売れているというショップが少なくない。一部にはi850マザーボードが完売したショップもあるなど、“i845Dマザーボード登場→大人気”とはなっていないのが印象的だ。

 しかしDDR SDRAMチップ単価を考えると、DDR SDRAMモジュールの価格はそろそろ上げ止まりそう。また、米国時間では明日にもi845Dチップセットが発表されるとの噂があり、i845Dマザーボードがこれからブレイクする可能性は大いにありといったところ。そんな12月15日現在の、i845DマザーボードをはじめとするPentium 4対応のDDR SDRAMマザーボード最新価格情報をお届けしよう。安価さを武器に躍進しているSiS645マザーボードや、やや苦しい立場に追い込まれたApollo P4X266マザーボードもあわせて紹介しているので、こちらも要チェック。

※価格は常に変動します。今回紹介する価格で販売されることをAkiba2GO!が保証するものではありません。また、保証内容も各店により異なります。実際の価格や保証内容については、各ショップに直接お問い合わせください。

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