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イノキプロジェクト2002が始動――3Dリプレイシステム『闘魂ビジョン』を1・4東京ドームで初披露

2001年12月14日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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アントニオ猪木氏をゼネラルプロデューサーとし、クリエイターやプロデューサーなどで構成される“Team INOKI”は14日、格闘技のエンターテインメントシーンにおけるコンテンツビジネスプロジェクト“イノキプロジェクト2002”を発表した。

アントニオ猪木
“イノキプロジェクト2002”のゼネラルプロデューサーを務めるアントニオ猪木氏。「他人がやらないことをやったり、人を驚かせるるのが大好き。この世の中、常識をはみ出したヤツのほうが面白いだろう。このプロジェクトがはみ出して、皆さんの夢になればいいと思う」

プロジェクトの一環として、3Dリプレイシステム『闘魂ビジョン』が、2002年1月4日に行なわれる新日本プロレス東京ドーム大会“WRESTLING WORLD 2002”の中継に導入されることが明らかとなった。

闘魂ビジョンは、リングの周囲に複数のビデオカメラを設置し、さまざまな角度からリング内の選手を撮影することで、技が繰り出される様子などを360度回転させながら再生できるシステム。映画『マトリックス』などで有名な、被写体の動きを停止させて360度回転させる技術をレベルアップさせたようなもので、撮影した被写体の動きを360度回転させながら再生/巻き戻しが可能。

闘魂ビジョンの3Dリプレイ技術は、米Zaxel Systems社とカーネギー大学が米軍の軍事研究費を利用して共同開発したもの。映画の特殊シーンやスポーツの決定的瞬間などを360度自由に回転させながらビデオカメラにとらえる“フリーズアンドローテート”機能を備えている。3Dリプレイ自体は、最低5台のビデオカメラ(3CCD)と、ビデオカメラ4台に付き1台のパソコンがあれば利用できる。日本国内では、Zaxel Systemsの国内代理店である(株)ITマーケティングソリューションズが技術サポートを行なう。

闘魂ビジョン
発表会場のメインスクリーンに映し出された『闘魂ビジョン』のデモ

1月4日の東京ドーム大会では、リングの周囲に32台のビデオカメラを設置し、技が決まる様子などを360度映像で楽しめるようにするという。どこにどう技が決まっているのかなど、つぶさに確認できるというこの闘魂ビジョンについて、猪木氏は「21世紀型の放送の在りかただ。より面白い、素晴らしい映像を見てもらいたい。いい加減なヤツはみんなボロが出るじゃないか(笑)」とコメント。

また、猪木氏をモチーフにした3DCGアニメーションキャラクターを制作し、このキャラクターを主人公とした劇場用3DCG映画(60分)を2002年秋か冬に公開するという。キャラクターおよび劇場用3DCG映画の原作/監督は、Team INOKIのメンバーでクリエイターの今吉将之氏。「映画は、猪木さんにアンドロイドになっていただき、日本を守ってもらうというイメージで考えています。アカデミー賞を狙ってます」(今吉氏)。これから本格的な制作に入り、実際の3DCG映像は2002年春に公開するという。

3DCGキャライメージ画
3DCGキャラクターのイメージ画を手にする猪木氏
ダー!!猪木氏とTeam INOKIのメンバー

番外編:ASCII24スポーツ

猪木軍のエース藤田和之(猪木事務所)が右アキレス腱を断裂、1月4日の出場が絶望的となった件について、猪木氏が緊急会見を行なった。「藤田の出場は不可能。一昨日、実はタイに行っていたと聞かされたが、(そのことは)知らなかった。これは選手管理の問題だ。新日本の管理体制ができてなかったということ。アクシデントでは済まされない。皆さんにお詫びする」。

なお、藤田の状態については「アキレス腱のいちばん太いやつが切れたが、手術でつなげられた。ストレスで内蔵も弱っているので、これを機に休養して、健康な状態に戻ってほしい」とのこと。また、12月31日に行なわれる猪木祭への小川直也の参戦については、「小川には声をかけてあるが、オレの知らない裏側でもいろいろ動いているようだ。ただし、藤田がこうなったから代替にということではない。小川の件については18日に正式発表する」としている。

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