(株)シネックスは13日、米Promise Technology社のUltraATA/133対応RAIDカード『FastTRAK TX2000』の販売を同日付けで開始すると発表した。12月末に出荷開始の予定。価格はオープン。予想実売価格は1万6000円前後。システムインテグレーターやパソコンショップ向けに販売する。
『FastTRAK TX2000』 |
『FastTRAK TX2000』は、1台あたり128GBを超える容量のHDDを利用できる48bit LBAモードに対応したIDE HDD用RAIDカード。インターフェースにはUltraATA/133を採用し、従来のUltraATA/100対応製品より約33%高速な転送が可能という。データチャンネルは独立した2本を持ち、対応するRAIDレベルは、RAID 0、1、0+1。RAID 0(ストライピング)は最大4ドライブ、RAID 1(ミラーリング)は2ドライブ単位、RAID 0+1(ストライピング/ミラーリング)は4ドライブを使用する。RAID構成の設定やドライブに対する最適化を行なうためのBIOSとして“Fastbuild BIOS”を搭載。また、TCP/IPネットワーク経由でモニタリングなどが行なえるユーティリティー『PAM(Promise-Array-Management)ユーティリティ』を利用できる。
『FastTRAK TX2000』は、IDEポートを2つ装備しており、最大4台のATA対応HDDを接続可能。32bitの66MHzPCIバスに対応。カードはLow Profile対応。サポートOSはWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95で、ドライバーソフトが付属する。そのほか、NetWare 4.1x/5x、Red Hat Linux 7.0/7.1/7.2、TurboLinux Server 6.5、TurboLinux Workstation 7、SuSE Linux 7.2、OpenLinux 3.1でも利用できる。