このページの本文へ

アドビ、『InDesign 2.0』と『Illustrator 10』の日本語版を発表

2001年12月17日 12時16分更新

文● 編集部 今井睦俊

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

アドビシステムズ(株)は17日、DTP用ソフトの最新版であるページレイアウトソフト『Adobe InDesign 2.0 日本語版』と、グラフィックス作成ソフトの最新版『Adobe Illustrator 10 日本語版』を発表した。両製品の販売開始時期とアドビストア価格は、InDesign 2.0が2002年1月下旬で9万8000円(アップグレード版2万5000円/アカデミック版2万9800円)、Illustrator 10が2002年1月中旬で7万9500円(アップグレード版2万5000円/アカデミック版2万8000円)。

InDesign2.0
『Adobe InDesign 2.0 日本語版』のパッケージ

プロフェッショナルページレイアウトツール『Adobe InDesign 2.0』

『Adobe InDesign 2.0 日本語版』は、DTP制作現場などで用いられるページレイアウトソフトの最新版。PhotoshopやIllustratorなど、他の同社製ソフトと緊密に連携し、同一形式のコマンド/パレット/ツールなどを搭載する。また、Acrobat 5.0 PDF形式でのファイル出力が可能となった。

さらに、表作成機能、透明度機能、印刷機能などが強化された。表作成機能では、Microsoft WordやExcelで作成したスタイル付き表を直接取り込むことが可能なほか、さまざまなソフトで作成したタブ区切りテキストを自動的に表に変換できる。

透明度機能は、文字や画像などにドロップシャドウや境界のぼかしなど、さまざまな透明度効果を付加できる。IllustratorおよびPshotoshop画像の透明度設定を保持したままIn Design上に配置することも可能。

InDesign画面
『Adobe InDesign 2.0 日本語版』の画面。ドロップシャドウなどの透明度設定が可能となった

印刷機能では、マスターページ/グリッド/ガイド/サムネールの印刷/トンボの個別設定などをサポートし、印刷速度が向上した。また、トンボやプリンター用マーキングなど実際には印刷されない要素を省いて印刷結果をプレビューできる“プレビューモード”が追加された。

そのほか、XMLに対応したため、XMLドキュメントを読み込んでページレイアウトに展開したり、作成したページをXMLドキュメントに書き出したりできるという。

InDesign 2.0は、Windows版とMacintosh版の2種類を用意。Windows版は、OSとしてWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応。動作環境は、Pentium II以上のCPU、128MB以上のメモリー、空き容量105MB以上のHDDを搭載したマシン。Macintosh版は、OSとしてMac OS 9.1/9.2/Mac OS X 10.1に対応。動作環境は、PowerPC G3以上のCPU、128MBのメモリー、空き容量240MB以上のHDDを搭載したマシン。

ウェブ用グラフィックス向け機能が強化された『Adobe Illustrator 10』

『Adobe Illustrator 10 日本語版』は、ベクトルグラフィックス作成ソフトの最新版。今回のバージョンアップでは、グラフィックのファイルサイズを小さく保てる“シンボル機能”を搭載する。Illustratorで作成したグラフィックをシンボルとして保存でき、グラフィック内に、オリジナルのシンボルを参照するシンボルインスタンスを必要なだけ配置できる。オリジナルのグラフィックスの定義を変更すれば、シンボルインスタンスも一括して自動更新される。

Illustrator10
『Adobe Illustrator 10 日本語版』のパッケージ

また、デザインを複数のセクションに分割しウェブ上での表示速度を向上させる“スライス機能”も備えている。オブジェクトやグループ、レイヤーからスライスを作成することで、グラフィックをウェブ向けに最適化することが可能。

さらに、データ駆動型のダイナミックグラフィック機能を用いれば、データベースなどのデータを一定のフォーマットデザインで自動出力できるという。さらに、ライブ変形機能の搭載により、特定のパスに従ってテキスト/画像を変形させる“エンベロープ”などの特殊効果が可能となった。

Illustrator10画面
『Adobe Illustrator 10 日本語版』の画面

Windows版とMacintosh版の2種類を用意。Windows版は、OSとしてWindows 98/Me/2000/XPに対応。動作環境は、Pentium II以上のCPU、128MB以上のメモリー、空き容量180MB以上のHDDを搭載したマシン。Macintosh版は、OSとしてMac OS 9.1/9.2/Mac OS X 10.1に対応。動作環境は、PowerPC G3以上のCPU、128MBのメモリー、空き容量180MB以上のHDDを搭載したマシン。

パッケージ製品も発売

同社は併せて、上記の新製品を含んだパッケージ製品として、『Adobe Design Collection 日本語版』(Windows版/Macintosh版)、『Adobe Publishing Collection 日本語版』(Windows版/Macintosh版)、『Adobe Digital Video Collection 日本語版』を発表した。

Design Collectionは、Illustrator 10、Photoshop 6.0、Acrobat 5.0、InDesign 2.0で構成される。アドビストア価格は22万5000円(アカデミック版6万9800円)で、2002年1月下旬発売。

Publishing Collectionは、Illustrator 10、Photoshop 6.0、Acrobat 5.0、PageMaker 7.0で構成される。アドビストア価格は17万8000円(アカデミック版5万9800円)で、2002年1月中旬発売。

Digital Video Collectionは、After Effects 5.5、Premiere 6.0、Illustrator 10、Photoshop 6.0で構成される。アドビストア価格は19万8000円(アカデミック版6万4800円)で、2月1日発売。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン