日本AMD(株)は12日、サーバー/ワークステーション向けのプロセッサー『AMD Athlon MPプロセッサ 1900+』とAthlon MPプロセッサーに対応したチップセット『AMD-760 MPXチップセット』を発表した。価格は、Athlon MP 1900+の1000個ロット時の単価が4万1470円で、2001年第4四半期の出荷。AMD-760 MPXチップセットは2002年第1四半期の出荷予定。
『AMD Athlon MPプロセッサ 1900+』はAthlon MPの最速版となる。AMD-760 MPXチップセットは、従来のAMD-760 MPをマルチプロセッサー向けに拡張“Multi-Processor eXtended(MPX)”したもので、North Bridgeの『AMD-762システム・コントローラ』とSouth Bridgeの『AMD-768ペリフェラルバス・コントローラ』の2チップ構成。266MHzフロントサイドバス(FSB)対応のAMD Athlon MPを2個までサポートでき、PC2100 DDRメモリーにも対応する。
AMD-760 MPXチップセットを搭載したマザーボードが台湾のABIT Computer社、台湾のASUSTeK Computers社、台湾のギガバイト テクノロジー社、台湾Micro-Star International(MSI)社、米Tyan Computer社から出荷される予定。日本では、(株)フェイス、(株)エムシージェイ、(株)神代、(株)フリーウェイ、(株)サードウェーブ、(株)アイ・オー・ネットが、AMD Athlon MPプロセッサ1900+を搭載したシステムを今後発売する予定。
