エス・ピー・エス・エス(株)は6日、統計解析ソフト『SPSS 11.0J for Windows クライアント版』の出荷を25日に開始すると発表した。価格は16万8000円。『SPSS 10.x for Windowsクライアント版』からのアップグレードは4万円。期間限定の特別価格キャンペーンを実施し、2002年3月末日までに予約を申し込んだ新規ユーザーはには13万8000円で提供する。
『SPSS 11.0J for Windows クライアント版』では、これまで“シンタックス”と呼ばれるプログラム言語で記述していた処理の一部をウィザードで行なえるようにしたほか、比率分析、線形複合モデルなどの統計機能を追加。一元配置分散分析、最適尺度法による回帰、カテゴリー主成分分析などの機能を強化したという。対応OSは、Windows 98/Me/XP/NT 4.0(SP5以上)/2000。
同社では、初年度20億円の売上を計画している。