このページの本文へ

【SEMICON 2001 Vol.1】半導体製造装置・材料の展示会“SEMICON Japan 2001”が開幕

2001年12月05日 14時36分更新

文● 編集部 佐々木千之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

千葉県の日本コンベンションセンター(幕張メッセ)において5日、半導体製造装置、半導体材料の国際展示会“SEMICON Japan 2001(セミコン・ジャパン)”が開幕した。25回目の開催となる今回は、昨年を45社上回る1641社(27ヵ国)が出展している。7日までの3日間に11万人の来場者を見込んでいる。

開会式で行なわれたテープカットの様子。左端がSEMIのプレジデント兼CEOのスタンレー・メイヤーズ氏
開会式で行なわれたテープカットの様子。左端がSEMIのプレジデント兼CEOのスタンレー・メイヤーズ氏

SEMICON Japan 2001は、世界の半導体/フラットパネルディスプレー(FPD)製造装置・材料メーカーによる非営利の団体であるSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)が主催するイベント。SEMIは同様の展示会を世界の半導体・FPD拠点となる地域で年間12回開催しているが、SEMICON Japanはそのなかでも最大規模。SEMICON Japanの開催に合わせて、技術者向けセミナー“SEMIテクノロジーシンポジウム(STS)”、標準化委員会“SEMIスタンダード会議”も開催する。

SEMICON Japan 2001では幕張メッセのすべてのスペースを使って展示を行なっているが、出展社数が多いこともあって小さなブースがぎっしりと並んでいる
SEMICON Japan 2001では幕張メッセのすべてのスペースを使って展示を行なっているが、出展社数が多いこともあって小さなブースがぎっしりと並んでいる

開会式でSEMIジャパン(SEMI日本オフィス)代表の内田傳之助氏は「経済の低迷に9月のテロ事件が加わるという苦境のもとでの開催となったが、昨年に劣らない規模と内容で開催することができた。これは半導体業界の景気回復への強い決意を表わすものだ」と挨拶した。

海外からの参加者も多いことから“日本らしさ”を狙った演出も。これは開会式のBGMを生演奏していた津軽三味線の演奏家
海外からの参加者も多いことから“日本らしさ”を狙った演出も。これは開会式のBGMを生演奏していた津軽三味線の演奏家

SEMICON Japan 2001は、幕張メッセ全館(1~11ホール、イベントホール)を使用し、“輝けSEMICON!! 未来へ向けて新たな挑戦”をテーマに5~7日(10:00~17:00)に開催する。入場料は無料。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン