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NTT東日本、“フレッツ・ADSL”とADSLモデムの接続性を試験できる環境を構築

2001年11月30日 19時43分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)は30日、エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ(株)と協力し、NTT東日本が提供するADSL接続サービス“フレッツ・ADSL 1.5Mタイプ”(G.lite ANNEX C方式)と、各モデムメーカーが製造・販売するADSLモデムの接続性を試験できる環境を12月中旬に構築すると発表した。

同試験環境を利用した接続試験により、製品化したADSLモデムがフレッツ・ADSLと接続可能かどうかを確認できる。接続試験に合格し、NTT東日本が指定する条件を満たした場合、各モデムメーカーは“フレッツ・ADSL対応”であることを製品などに表示できる。試験環境の構築および試験の運営はNTT-ATが行なう。

今後のスケジュールは、12月19日に第1回モデムメーカー向け説明会を実施し、12月20日に接続試験の申込受付を開始する。その後、各メーカーのモデムを試験装置に接続し、接続性の確認試験を実施する。試験の合否判定は2002年2月上旬以降に通知する。合格したメーカーは、2月中旬以降にNTT東日本へモデムの製品名の届出を行なうと、フレッツ・ADSL対応であることの表示が可能になる。試験費用はモデム1機種あたり約140万円。ファームウェア変更などのバージョンアップの場合は、モデム1機種あたり約15万円となる。

NTT東日本が指定する条件は、日本語が通じるヘルプデスクがあることと、マニュアルが日本語であること。“フレッツ・ADSL 8Mタイプ”(G.dmt ANNEX C方式)の試験環境については、現在検討中。

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