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日本オラクルなど3社、XML文書作成管理システムを共同開発

2001年11月30日 15時31分更新

文● 編集部

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日本オラクル(株)、米Arbortext(アーバーテキスト)社、(株)学習研究社/(株)スリー・エー・システムズは29日、XML文書の編集・履歴管理システムを共同開発し、12月に提供を開始すると発表した。

同システムは、日本オラクルの企業向けソフトウェアプラットフォーム製品『Oracle9i』の拡張機能『Oracle Internet File System』(以下Oracle 9iFS)と、ArbortextのXML文書作成ツール『Epic Editor(エピックエディター)』を連動させた本格的なXML文書作成管理システム。サービスマニュアルなどの膨大な技術文書を所有する製造業などの分野で、XMLを利用した共同編集作業や履歴管理を可能にし、印刷物をはじめとする複数のメディアへリアルタイムに情報発信できるという。さらに学研/スリー・エー・システムズが、文書分析手法やカスタマイズサービスなどを提供する。

『Epic Editor』は、膨大なXML/SGMLコンテンツの作成・編集が可能な商用のエディターで、使い易いエディター画面に設計されているという。修正履歴の保存機能、XSL/XSL-FOのサポート、業務に合わせたエディター機能のカスタマイズ機能、データベースとの連携機能を提供する。対応OSはWindows NT/2000/98とUNIX。価格は8万9000円(年間保守料金1万7000円)。

『Oracle 9iFS』は、すべてのデータの格納場所としてOracle9iデータベースを使用したファイルシステム。企業内に散在するデータ資源を一括管理し、インターネットを利用して社内、サプライヤー、顧客と情報を共有するコンテンツ管理環境を提供する。

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