このところ精力的にベアボーンPCをリリースしているAOpenから、スリムタワー型の新モデル「A250-CS」が登場した。
パッケージより。黒なのにWhiteとはこれいかに |
ケース本体は黒1色にシルバーのスイッチ類をアクセントにするというデザインだが、ブルー、シルバー、オレンジ、グリーンの4色の着脱式前面パネルが付属しており、好みに応じて装着、非装着、カラーの組み合わせを選べるようになっている(ちなみにブルーを装着すると、冒頭の写真のようにIBMのデスクトップPCを思わせる外観となる)。
ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1。うち5インチベイにはAOpen製52倍速CD-ROMドライブ「CD-952E」が、3.5インチベイにはFDDがそれぞれ標準で収まっている。
マザーボードはAOpen製の「MX3S-U」という型番のもの。アキバではこの型番の製品の単体販売は確認されていないが、すでに販売されている「MX3S」の系列に属するモデルと見られる。フォームファクタはMicroATXでSocket370対応、チップセットはi815E-Bstep。DIMMスロットはSDRAM×3で最大容量は512MB、拡張スロットはAGP×1、PCI×3、AMR×1。AC'97オーディオをオンボードで搭載している。またMX3Sとは違いイーサネット機能は搭載していないので注意が必要だ。
マザーボードにイーサネット機能はなく、ケースの穴も開けられていない |
以前登場した同社製ベアボーンPC「BS2800」で見られた初心者向けマニュアルが付属して、価格はコムサテライト2号店と3号店で2万9500円である。
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