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PDAとノートPCを簡単接続!USB接続の親指サイズIrDAアダプタが登場

2001年11月29日 21時02分更新

文● 小磯

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 たとえば、会社のPCにはクレードルを接続してPDAとPCのデータ同期を取っているが、同じデータを自宅のPCやノートPCとも同期したい時。クレードルを3つ用意するなれば出費がかさむ。また最近のノートPCはIrDAポートを用意していないため赤外線による接続も不可能。だからやむなく同期を取るのは一カ所だけで…。そんなPDAユーザーは決して少なくないだろう。

IrStick

 そんなPDAユーザーの憂いを解消してくれるデバイス「IrStick」がリンクエボリューションから明日30日に販売開始となる予定だ。IrStickはUSB接続のIrDAアダプタで、IrDAポートを持たないPCをIrDA対応PCに変えるものなのだが、サイズが17(W)×39.1(D)×9(H)mmと、成人男性の親指以下という極小サイズなのが大きな特徴。クレードルを持ち歩くのはちょっと…という人でも、スーツやジーンズのポケット、あるいはカバンに放り込んでおける小ささだ。



よくある比較
タバコの箱との比較。いかに小さいかよくわかる
パッケージ

 使い方は実に簡単。PC側のUSBコネクタに差すだけでIrDAポートとして機能するので、あとはデータ同期ユーティリティなどを起動すれば、いつでもPDAとPCのデータを同期可能となっている。汎用のIrDA規格“IrDA1.1”に準拠するため、赤外線対応のPDAであればもちろんどれでも利用可能と、ユーザーを選ばないのも嬉しい。IrDAポートさえ搭載していれば携帯電話ともデータ同期や着メロの転送などを行えるのは、携帯電話のヘビーユーザーにとっても見逃せないところだろう。なお、IrDAポート付き携帯電話を赤外線接続モデムとして利用できそうな気もするが、これについては「できるかもしれないが、想定はしていない」(リンクエボリューション)とのこと。



店頭展示中
Windows XPではOS標準のドライバで動作。ドライバをインストールする必要すらない

 対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。PDAユーザーの“かゆいところに手が届く”製品だけに、静かなブームとなるかもしれない。若松通商PS/PLAZAが5480円で販売開始予定だ。



【取材協力】

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