OVERTOP輸入ゲーム入荷情報(11/28)

2001年11月28日 23時54分更新

文● 編集部

　年末の大注目作「Return to Castle Wolfenstein」がついに入荷。早くも好調な売れ行きを見せ始めている。また、超美麗なグラフィックが注目のカードゲームやラリーゲームなど、今週は注目作が目白押し。

【タイトル】Return to Castle Wolfenstein
【メーカー】Activision
【販売価格】\8,400
●FPSの元祖「Wolfenstein 3-D」待望の続編。極めて前評判の高い作品だ。約10年前に発売された前作のリメイクとなるRtCWでは今回も第2次大戦の連合国軍vs.ナチスドイツ軍をモチーフにした空想世界が舞台。シングルプレイ時にはシナリオに沿ったゲーム展開、マルチプレイ時には攻撃側と守備側によるチーム戦が行われる仕様となっており、多くのFPSがサポートするデスマッチは用意されていない。また、チーム戦が重視される結果、これまでのFPSにはなかったHealth回復担当や弾薬補給担当といったクラスが用意されており、状況に応じた、まったく新しい戦略、戦術を考える必要があるのも大きな特徴。FPSファンなら決して見逃せないタイトルと言えるだろう。

【タイトル】Etherlords
【メーカー】Nival Entertainment／Fishtank Interactive
【販売価格】\6,200
●一見「ファンタジー世界が舞台の3D MMORPG？」と見間違いそうな画面だがストラテジだ。しかも、最近ではすっかり珍しくなった3Dのターン制ストラテジ。「Magic：The Gathering」のように、複数のカードでいわゆる“デッキ”を作り、AIやオンライン上のプレーヤーと対戦(デュエル)するというゲームシステムとなっている。デモ版で高い評価を受けた、美麗なグラフィックと登場クリーチャーたちの多彩な動きは必見。


ゲーム画面

【タイトル】Ghost Recon
【メーカー】Red Storm
【販売価格】\6,800
●「Rainbow Six」シリーズで知られる、人気作家Tom Clancy率いるRed Stormの新作。Rainbow Sixは対テロ特殊部隊をテーマにしたものだったが、今回は“The Ghosts”と呼ばれる、架空の戦争用特殊部隊を率いることになる。基本的にはRainbow Sixと同じゲームシステムを採用しているが、新たな3Dエンジンと(あまり評価の高くなかった旧バージョンを見直した)新型の敵AIを採用したこと、そしてRainbow Sixがマニア向けゲームとなっていた最大要因“作戦の組み立て”が排除されたことによって従来よりゲーム性が高められたのが特徴だ。


ゲーム画面

【タイトル】Rally Trophy
【メーカー】JoWooD Productions Software
【販売価格】\5,800
●WRCのシミュレータが多い中、登場車種を「Morris Mini Cooper 1275S」「Lancia Stratos」「Ford Escort MK1 RS2000」と、'70～'80年代のクラシックカーに絞ったことと、ゲーム性を重視したことで注目を集めるラリーゲーム。ゲーム性を重視するため走路にあわせて細かくセッティングを…というマニア向けではないかもしれないが、現代のWRCカーとは違う非力なクルマであるため、悪路をまっすぐ走らせるだけでひと苦労という、WRCシミュレータに匹敵するリアルなハンドリング感覚も味わえる。12月には日本語マニュアル付き英語版の発売も予定されているが、クルマ系は英語の読解力をほとんど必要としないので、こちらに飛びつく人も多いだろう。


ゲーム画面

【タイトル】Fighters Legends
【メーカー】Maximum Charisma
【販売価格】\4,800
●国内ではほとんど注目されていないRTS色の強いオンラインRPG。RTSのように基地を作ったりさまざまな開発を行ったり、ユニットを編成したりし、その編成した部隊でRPGのようにクエストに挑戦して経験値を稼ぎ、成長させていくという、一風変わったゲームだ。グラフィックもいわゆる“洋ゲー”テイストながら、一風変わった味を醸し出している。