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コンパックとラティス、CADデータのWeb3D化で協業

2001年11月27日 18時31分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)とファティス・テクノロジー(株)は26日、製造業向けのWeb3D化の分野で、法人市場を協力して開拓していくと発表した。

今回の協業は、ラティス・テクノロジーが開発したウェブの次世代言語“XVL( eXtensible Virtual world description)の技術をコンパックの製品およびサービスで利用していくというもの。XMLは3Dデータ記述とアニメーション記述のためのテクノロジーで、3Dデータを扱える。また、XMLは従来の3Dデータよりも軽いデータサイズで3Dデータを表現できるので、インターネット上でやりとりする上で、適した言語である。具体的には、コンパック製品をラティス・テクノロジー製品の公式動作機種に認定することをはじめ、ラティス・テクノロジーの『Web 3Dビューワー XVL』とCADデータをXVLデータに変換する『XVLConverter(IGES版)評価版』をバンドルしたワークステーション『Evo Workstation』を発売していく。そのほか、共同でセミナーや、イベント、PRなどを共同マーケティングを行なっていくという。これにより、コンパックは製造業でのワークステーション市場の拡大、ソリューションビジネスの拡大、ラティス・テクノロジーはXVL技術の汎用化、および市場拡大を図っていくとしている。

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