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米Array Networks、統合型ウェブトラフィックマネージメント機器『Array』のAPIを公開

2001年11月27日 18時30分更新

文● 編集部

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米Array Networks社は現地時間の26日、同社の統合型ウェブトラフィックマネージメント機器『Array』プラットフォームをサードパーティーのアプリケーション開発会社にオープンにするとともに、Arrayシリーズの“ソリューション・オン・デマンド構想”を明らかにした。併せて、米ゼロックス社などの社長を歴任したDonald Massaro氏が新たに社長兼CEOに就任し、会社名をClickArray NetworksからArray Networksに変更したと発表した。日本法人名も“アレイネットワークス株式会社”に変更した。

同社の『Arrayシリーズ』は、レイヤー4~7のサーバー負荷分散機能を中心に、高速リバースプロキシーキャッシュ、SSLアクセラレーター、コンテントデリバリーネットワークに透過的に対応できるコンテントリライト機能、ウェブセキュリティー、広域負荷分散、シームレスなクラスタリングなどの機能を提供する統合型ウェブトラフィックマネージメント機器。

今後同社が認定する開発会社は、ArrayアプリケーションプラットフォームのプロキシーレベルのArray APIを利用し、セキュリティーや課金、モニタリングなど独自のアプリケーションを開発できる。

ソリューション・オン・デマンド構想では、企業やサービスプロバイダーに対し、Array製品の広範な機能から必要なものを選択・追加できるオプション製品を提供する。Array製品の基本機能を各種組み合わせることや、サードパーティーが開発したアプリケーションなどの機能追加が可能になる。同社では、2002年の第1四半期にArrayシリーズの柔軟性を強化するためのオプション製品を追加する予定としている。

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