東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は26日、フュージョン・コミュニケーションズ(株)との間で料金請求回収代行に関する個別協定を締結するための認可申請を、同日付けで総務大臣に対し行なったと発表した。料金請求回収代行は認可後すみやかに開始するという。
これが認可されると、フュージョン・コミュニケーションズから要望のあった契約者については、電話サービス/総合デジタル通信サービスの料金の請求と回収を、NTT東日本/西日本が代行することになる。これにより、従来クレジットカード以外(口座振替・自動払込)では請求書発行・郵送手数料などとして請求されていた月額200円が不要となり、NTT東日本/西日本の請求書で支払えるようになるという。第一種電気通信事業がNTT東日本/西日本の料金請求回収代行を利用するのは初めて。なお、代行にかかわる費用は請求ごとにフュージョン・コミュニケーションズが負担する。
NTT東日本/西日本では、ほかの事業者から要望があれば個別協定により対応するとしている。