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MSI製nForceマザー「K7N420 Pro」、国内流通版が販売開始!

2001年11月21日 19時22分更新

文● 小磯

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販売中

 先週末に並行輸入のバルク版がデビューしたMSI製マザーボード「K7N420 Pro」。ビデオチップベンダとしてその名をとどろかせるNvidia初のマザーボード用チップセット「nForce 420D」を搭載したとして話題になったバルク版はあっという間に完売してしまったが、その国内流通版の販売が21日から一部のショップで始まっている。



日本法人保証付き

 MSIの日本法人であるエム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパンによる1年保証をうたうシールが貼られているパッケージを見てみると、North BridgeにあたるIGP(Integrated Graphics Processor)が内蔵するGeForce2 MX相当のビデオ機能について「Nvidia GeForce2 GPU Integrated」と記載されているのが目につく。また、従来64bitメモリアクセスであるDDR SDRAMに128bitアクセスするよう拡張された“TwinBankアーキテクチャ”については「Support DDR SDRAM with 64/128bits System Memory」と説明されている。パッケージを開けると、バルク版にも付属していた同軸デジタル出力コネクタ、2つのUSBコネクタを引き出すブラケット、そして2つのUSBコネクタとMSI独自のPOSTコード表示機能である「D-LED」の4つのLEDとセットになった「D-Bracket」というMSI独自のブラケットが同梱されていた。


K7N420 Proのパッケージ。ぱっと見た限りでは、Nvidia製チップセットを搭載しているかどうかわからないほど“普通”なパッケージだ
パッケージ仕様
バルク版にも付属していたデジタル出力コネクタ搭載ブラケット(左)と、標準的な2ポート搭載のUSBコネクタ搭載ブラケット、そして「D-Bracket」(右)を同梱している
デジタル出力コネクタ搭載ブラケットD-Bracket
VER:1.0

 なお、ボードのリビジョンは1.0で、これは先週末に登場したバルク版と同じ。マニュアルもまったく同じものであるため、仕様の詳細についてはバルク版登場を紹介した記事を参照してほしい。現在のところ販売開始を確認できているのは俺コンハウスのみで、同店では2万3800円で販売中。またクレバリー1号店が明日22日の入荷を予告しているほか、複数ショップが今週中の入荷を予定しているとしているが、これらはみな「初回入荷分はごく少量になる」と口を揃えているので、欲しい人はお早めに。一方で先週末にバルク版を入荷したOVERTOPは明日22日にある程度まとまった数のバルク版が入荷予定だとしており、とにかく入手したいのならこちらを狙ってみるのもアリだろう。


ボード自体はバルク版と同じものと思われる
K7N420 Proマニュアル
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