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NECインフロンティア、キーテレホンシステム用のADSL対応ブロードバンドルーターユニットを発売

2001年11月21日 18時49分更新

文● 編集部

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NECインフロンティア(株)は21日、小規模事業所向けのキーテレホンシステム『SOLUTE300』用のADSL対応ブロードバンドルーターユニットを開発し、30日に販売を開始すると発表した。価格は、キーテレホンシステム『SOLUTE300』の主装置、アナログ外線2回線、多機能電話機4台、ブロードバンドルーターを含め、約40万円(工事費別)から。

『SOLUTE300』
キーテレホンシステム『SOLUTE300』の主装置と多機能電話機

『SOLUTE300』は、外線にINSネット64やアナログ外線を最大56回線、内線に多機能電話機(ビジネスホン)や、オフィスコードレス、アナログ電話機などを最大120台収容可能な中小規模事業所向けキーテレホンシステム。今回発表したルーターユニットを主装置に内蔵することで、ADSLやCATVなどのブロードバンド回線を利用できるようになる。また、キーテレホンによる音声通話とADSLデータ通信で電話回線を共有できるため、新たに回線を増設しなくてすむという。

ブロードバンドルーターユニットは下り1.5Mbps/上り512kbps(AnnexC対応)のADSLモデムを内蔵した『ADSLモデム内蔵型ブロードバンドルータユニット』(BBRAユニット)と、『モデム外付型ブロードバンドルータユニット』(BBRユニット)の2種類を用意する。スイッチングHubを内蔵しており、LANポートは10/100BASE-TX×4。USBポートも装備する。外付けのブロードバンドモデムを接続する場合は、10/100BASE-TXアップリンクポートをスイッチで切り替えてWANポート(ブロードバンド接続ポート)として利用することもできる。また、ADSL(PPPoA)モード、ADSL(PPPoE)モード、ローカルルータモードの3種類のモードを切り替えることもできる。ルーターの各種設定を行なうユーティリティーソフト『らくらくアシスタント』が付属する。

本体サイズは幅6.7×奥行き160×190mm、重量は約710g。諸費電力は約13W。対応機種はPC/AT互換機とPC98-NX。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000。

なお、同社では年間1000セットの販売を見込んでいる。

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