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ファン待望!カノープス製GeForce3 Ti500カード「SPECTRA X21」の販売が始まる

2001年11月20日 21時09分更新

文● 小磯

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販売中

 各社から安価なGeForce3 Ti500搭載ビデオカードが登場した後も待ちに待ち続けた熱心なカノープスファンのみなさん、お待たせしました。
 一部ショップが明日21日の入荷を予告していたカノープス製のGeForce3 Ti500カード「SPECTRA X21」が、20日夕方になってアキバに登場。予定よりも1日早く販売が始まった。



SPECTRA X21

 SPECTRA X21の外観はGeForce3搭載の従来製品「SPECTRA X20」と見間違えるほどそっくり。主な違いは、チップクーラー「Firebird G2」を囲むように配されている銅製メモリヒートシンク(プレート)「インタークーラーブレード」に「SPECTRA X21 Ti500」という文字の書かれたシールが貼られている程度だ。他社製品の多くでも見られるが、SPECTRA X21はSPECTRA X20の単純に高クロック版だと判断していいだろう。なお、コアクロック240MHz、メモリクロック250MHz(DDR 500MHz)は他社製のGeForce3 Ti500カードと同じ。メモリチップが3.8ns(最高263MHz動作)品である点も変わりない。


インタークーラーブレードに貼られたシール(左)。また基板上に見慣れないメスコネクタを搭載しているのも、細かい点ではあるが従来製品と異なっている
インタークーラーブレードナゾのコネクタ
同梱品
パッケージには「N-Bench Ver.1.2」、フライトシミュレータ「銀翼」(体験版)を同梱する

 SPECTRAシリーズの特徴である「SSH」(Signal Super Highway)、そしてメイン電源ユニットからの電源供給で安定した動作を実現するという「APS」(Advanced Power Supply)などを搭載する点もこれまでどおり。すでにSPECTRA X20の生産を終了しているカノープスは順次SPECTRA X21で置き換えていく予定のようで、このため価格はSPECTRA X20の登場時とほぼ同じ5万9800円(コムサテライト3号店)となっている。予定どおり明日入荷するショップをはじめ、週末にかけて各店に入荷する予定だ。



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