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ココモMb、昭和電線、日立が、次世代無線システムを共同開発

2001年11月19日 22時57分更新

文● 編集部

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(株)ココモ・エムビー・コミュニケーションズ、昭和電線電纜(株)、(株)日立製作所は19日、次世代無線技術である“エバネセント通信技術”を利用した無線システムを共同開発することで合意したと発表した。“エバネセント波(evanescent wave)”は、電気エネルギーを一様に到達させられる通信モードで、限られた範囲内に閉じ込めることができるのが特徴。500kHz~54MHz(HF・VHF)の周波数帯を利用して建物内にエバネセント波を形成し無線通信を行なうことにより、50Mbpsの通信速度で、障害物や人間に遮られたりせずに建物内の広い範囲で安定した通信が行なえるという。また、コストも低く抑えられるとしている。

ココモMbは、昭和電線と日立に対して、“エバネセント波を活用した無線システム”技術のライセンスを供与し、共同で“エバネセント通信技術”システムの開発を行なう。昭和電線は、限られたエリアにエバネセント波を作り出す(構成する)ための機器“エキサイタ”と、各種のアプリケーションをエキサイタに接続するための機器“ハブ”、および関連機器の開発、製造、販売を行なう。日立は電力、鉄道、上下水道や工場の自動化設備などの社会インフラを中心とした分野にエバネセント通信技術を適用したシステムをソリューションとして提供するほか、必要なアプリケーションソフトなどの開発を行なう。ココモMbは、3社による共同開発をベースに、三菱地所(株)、(株)日建設計、メイツー電子工業(株)、北菱産業(株)などとコンソーシアムを立ち上げ、具体的な製品仕様を決定し、既存ビルに対して導入を図る予定。

今後3社は、2002年2月までにプロトタイプ機器を利用したシステムの実証試験を行ない、10月までに製品化し、事業化を目指すとしている

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