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NTT-ME、家庭内LAN配線システムとウェブ対応IPカメラを発表

2001年11月16日 16時46分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は15日、家庭内LANを構築可能な住宅情報配線システム『ホームLAN』の新製品として、低コストなLAN配線システム『ライトタイプ』を発表した。価格は4万6500円。併せて、ホームLANのオプション製品として、家庭内の映像をモニタリング可能なIP対応カメラ『アイ・システム』を発表した。価格は5万2800円。どちらも16日に販売を開始する。

イメージ図
『ホームLAN ライトタイプ』と『アイ・システム』のイメージ図
『ホームLAN ライトタイプ』
『ホームLAN ライトタイプ』

『ライトタイプ』は、従来からの住宅情報配線システム『ホームLAN』の普及版。工事後に設置可能なADSLモデム/ルーターなどの通信機器をオプションにしたことで、低価格化を図ったとしている。LANケーブルなどを敷設する配管(スター配管方式)のほか、電話線/LANケーブル/テレビ用同軸ケーブルなどの端子を統合した“情報コンセント”、LAN用8ポートHubを内蔵した配線管理用の“情報配線パネル”で構成される。住宅建築後に導入が困難なLANケーブルなどを各部屋に先行配線することで、ルーターなどの通信機器を設置すれば、各部屋でインターネット接続環境を提供可能としている。また、敷設後にケーブルの入れ替えが可能な配管方式を採用したため、将来、プラスチック光ファイバー(POF:Plastic Optical Fiber)など、次世代型屋内配線にも対応可能という。なお、敷設には、別途工事費が必要になる。

『アイ・システム』
『アイ・システム』

『アイ・システム』は、ホームLANの全シリーズに対応したIP対応カメラ。持ち運び自由で、各部屋の情報コンセントにLANケーブルで接続すれば、ホームLANに接続されたパソコンでカメラ映像を受信可能。ウェブサーバー機能を搭載するため、ウェブブラウザーで映像を監視でき、カメラ操作用のアイコンをクリックするだけで、カメラの撮影範囲を操作できるという。また、同社のインターネット総合サービス“WAKWAK”の固定IPアドレス型フレッツ・ADSL対応コース“ざんまいADSLコース(アドレスプラス)”に加入することで、インターネット経由でカメラ映像を受信可能としている。そのほか、異常時に静止画像を指定の宛先に電子メール送信/FTP転送する“アラーム画像機能”や、設定した曜日/時間帯に自動的に静止画像を転送する“タイマー画像機能”などを搭載。画像圧縮方式はJPEG形式で、画像解像度は640×480/320×240/160×120ドットの3段階。フレームレートは、7.5(640×480)/15(320×240)/15(160×120)枚/秒。同時アクセス数は、最大10アクセス。対応OSは、Windows 95/98/ME/NT 4.0/2000。対応ウェブブラウザーは、Netscape Navigator Ver.4.7以上、Internet Explorer 5.0以上。本体サイズは幅115×奥行き72×高さ116mmで、本体重量は約350g。電源用にACアダプターが付属する。

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