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メジャーベンダ初!Tyan製P4X266マザーは11月中発売予定でデモ開始

2001年11月15日 21時51分更新

文● 小磯

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パッケージ脇の表記

 なにかと話題を集めたVIA純正のマザーボード「PE11-S」に続き、TyanからもApollo P4X266チップセット(VT8753+VT8233)搭載の「Trinity 510」(型番:S2266)が登場する予定だ。デモ用として1枚入荷しているUSER'S SIDE本店によると、早ければ来週末、遅くとも11月中には店頭に並ぶという。すでに予価も1万6800円とされており、登場はもうまもなくといったところだ。VIAとShuttle以外のベンダはApollo P4X266マザーボードをどこも自社ブランド名を隠して投入するなどしていたが、ついにメジャーベンダが動いたことになり、ひょっとするとApollo P4X266マザーボードの普及に弾みがつくかもしれない。



Trinity 510

 そんなVIAファン期待のApollo P4X266マザーボードは、μPGA478ピン版のPentium 4とDDR SDRAMをサポートする製品。Tyan製品としては極めて珍しくオーバークロック機能を備えているのが大きな特徴だ。といっても設定可能なのは100/103/107/110MHzと、最高でもわずか10%のクロックアップだが、品質に定評のあるTyan製品で“遊べる”のは多くの人にとって朗報だろう。なお同社のi845マザーボード「Trinity 845」と同様、電源コネクタはATX20ピンのみで、Tyanでは「ATX2.01対応電源に対応している」としている。



VT8753
VT8753のすぐ隣には“Tyan”のロゴが刻まれている
オーバークロック設定
Tyan製マザーボードでは珍しいオーバークロック設定
DIMMスロット

 拡張スロットはAGP×1、PCI×5。DDR SDRAM専用のDIMMスロットは4本で、最高で3GBのアンバッファードDDR SDRAMを搭載可能だ。このほか機能を追加するチップはボード上になく、極めてオーソドックスな作りになっているのは実にTyanらしいと言える。

 USER'S SIDE本店では、明日16日から店頭で動作デモを開始する予定。興味のある人は店頭で実際のパフォーマンスを見てみるといいだろう。



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