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シャープ、次世代の40倍速CD-R/RWドライブ対応のレーザーダイオードドライバーを発表

2001年11月15日 20時48分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は15日、次世代の40倍速CD-R/RWドライブに対応した高周波重畳レーザーダイオードドライバーIC『IR3C16』シリーズを開発したと発表した。11月下旬にサンプル出荷を開始し、12月に量産出荷を開始する。サンプル価格は250円。

『IR3C16』シリーズ
『IR3C16』シリーズ。左から『IR3C16S』『IR3C166』『IR3C16N4』

『IR3C16』は、独自の回路設計により最大出力電流値を従来比1.6倍の350mAとしたことで、パルス出力が200mWのレーザーの駆動に対応。最大40倍速のCD-R/RWドライブだけでなく、2倍速までのDVD-R/RW/RAMドライブにも対応できるという。重畳周波数は最高500MHz。動作電圧は4.5~5.5Vで最大出力電流は350mA。出力電流の立ち上がり時間は0.8ナノ秒。ドライバーICの底面を独自のヒートシンク構造にして放熱効果を高めたQFNパッケージ製品も用意する(熱抵抗は70度/W)。パッケージの違いにより『IR3C16N4』(24ピンSSOP)、『IR3C166』(28ピンQFN)、『IR3C16S』(16ピンHTSOP)の3製品をラインアップする。

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