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ロジクールの新型入力デバイスが一挙登場!発売日前日に販売開始!!

2001年11月15日 20時49分更新

文● 小磯

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ロジクール製品ズラリ

 マイクロソフトの入力デバイス登場ラッシュから約半月。入力デバイス業界もうひとつのリーダー、ロジクールからも新製品が大挙してデビューした。正式な発売日は明日16日が予定されているものの、すでにアキバでは15日から販売が始まっている。



Cordless Freedom Optical

 今回店頭に並んだのは、初めて光学式センサを2つ搭載したとして注目を集める有線タイプの光学式マウス「MouseMan Dual Optical」、ワイヤレスキーボードとワイヤレス光学式マウスのセットとなるフラグシップ製品「Cordless Freedom Optical」、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスのセット「Cordless Freedom iTouch」。そして、Cordless Freedom iTouchのキーボード単品「Cordless Keyboard Compact」、有線タイプのキーボード「Internet Navigator Keyboard」「Deluxe Access 109 Keyboard」の合計6製品となる。それでは順に紹介していこう。



ゲーマー向き? ダブルセンサでさらなる精度向上がはかられた光学式マウス

MouseMan Dual Optical

 MouseMan Dual Optical(型番:OM-100D)は、同社のワイヤレス光学式マウス「Cordless MouseMan Optical」(型番:ZM-100、以下ZM-100)とそっくりな外観が特徴の有線タイプマウス。Cordless MouseMan Opticalがブルーを基調としていたのに対し、“ストーンシルバー”と呼ばれる色で落ち着いたイメージになっている。
 2つの光学式センサはロジクールの米国本社であるLogitechと米Agilent Technologiesが共同開発したもの。製品名と同じ“MouseMan Dual Opitical”という名の与えられたこの技術は、2つの光学式センサを異なった角度で配置し、それぞれのセンサが読み取るデータを基に、独自のアルゴリズムでマウスの動きを計算するという。従来の光学式マウスよりも高精度で、これまで読みとりの難しかった面でも読みとれるようになったとしている。ワイヤレスタイプが人気を博している現在も、ハードな動きを要求される3Dゲーマーの中には有線タイプにこだわる人が少なくないが、そういった人たちを中心に人気を集めそうだ。なお、光学式センサの解像度はZM-100と同じく800dpi。



光学センサ
裏面には2つの光学センサを確認できる
初のワイヤレス光学式マウスとして話題を集めたZM-100と同じ形のマウスが有線式なのには、そこはかとない違和感も…
OM-100D有線

薄型キーボードとストーンシルバー版ZM-100のフラグシップセット

Cordless Freedom Optical
「Cordless Freedom Optical」

 Cordless Freedom Optical(型番:CK-86MZ)はフラグシップらしい高級感を感じさせるワイヤレスセットだ。デスク面とキーボード面を平行にすることで、サイズ492(W)×186(D)×47(H)mmという薄さを実現する流線型デザイン“Zero-Degree Tilt”を採用したキーボード「Y-RE20」と、MouseMan Dual Opticalと同じストーンシルバーのカラーリングがなされたZM-100がワンパッケージになっている。Y-RE20の左側には“iNav”(アイナビ)と呼ばれる、インターネットアクセス時やアプリケーションの切り替え時に効果を発揮するというスクロール用のホイールと“戻る”“ジャンプ”2つのボタンを装備。また、キーボードの上部には同社の従来製品でも見られたブックマークや履歴の参照、メーラの起動などを割り当てた9個の“iTouch”ボタン、そして、メディアプレーヤやソフトDVDプレーヤを制御するボタンに音量コントローラを装備と、まさに至れり尽くせりといったところ。



側面
“Zero-Degree Tilt”を採用した薄型キーボードの側面。重量は1100gだが、この薄さのためか、持った印象はそれほど重くない
キーボードの左側に配されたiNav(左)と、iTouch(中央)、マルチメディア制御ボタン
iNaviTouch音量調節そのほか
受信機

 ワイヤレスの電波受信機はロジテック製品でお馴染みとなったフラスコ型のもの。Y-RE20とあわせたブラックスケルトンタイプで、有効範囲半径1mの範囲内にあるキーボートとマウス両方のチャンネルを受信できる。このため、インターフェイスはUSB×1とスマート。ただし、キーボードのみを使っていてPS/2接続したい場合にも対応できるよう、PS/2コネクタも用意してある。なお、電池寿命はY-RE20が単3アルカリ乾電池×4で約6~12カ月、ZM-100が単3アルカリ乾電池×2で約3カ月。Y-RE20が4本の乾電池を直列で配置する仕様(=6V)となっているのは目を引く。



コネクタ
受信機のコネクタ部。基本的にはUSB接続でOKだ
コネクタ
キーボード部の電池は直列形式。なお、キーボードとマウス分の電池合計6本はパッケージに同梱している

クールなコンパクトキーボード「Cordless Keyboard Compact」

Cordless Keyboard Compact

 iTouchをキーボード上面に配しつつ、コンパクトなワイヤレスキーボードに仕上がったのは「Cordless Keyboard Compact」(型番:CK-36)。同製品と、同製品と同系色にまとめられたワイヤレスマウス「WM-50」のカスタムバージョンのセットが「Cordless Freedom iTouch」(型番:CK-36M)となる。サイズは407(W)×180(D)×35.5(H)と、コンパクトながら一方で厚みがあるため、910gという重量以上にずっしりとした印象を受ける。インターフェイスはCordless Freedom Opticalと同様だ。電池寿命は単3型アルカリ電池で約6カ月。



Cordless Freedom iTouch
こちらはコードレスマウスセットの「Cordless Freedom iTouch」
Cordless Keyboard

 なお、Internet Navigator Keyboard(型番:iK-36)はCordless Freedom Opticalのキーボード廉価版の有線タイプといった位置づけ。同じく有線タイプのDeluxe Access 109 Keyboard(ik-26)は、ごく一般的なPS/2タイプのキーボードだ。コードレスのCordless Keyboard(型番:CK-26)は、セカンド以降のPC向けに安価なコードレスキーボードを導入したい人向けと言えるだろう。

 入力デバイス業界の両雄からボーナス商戦向けの新製品が出揃ったことで、入力機器好きには悩ましい季節がやってきたと言えるだろう。両社の製品は店頭で実際に触れる機会も多いので、購入を検討している人は店頭で体験してみるといい。


15日現在の価格情報
価格ショップ
MouseMan Dual Optical
\7,480コムサテライト3号店
Cordless Freedom Optical(CK-86MZ)
\15,799TSUKUMO eX.
\16,800コムサテライト3号店
Cordless Freedom iTouch(CK-36M)
\7,800ネットワークセンター秋葉原店
\8,799TSUKUMO eX.
\9,480コムサテライト3号店
Cordless Freedom Compact(CK-36)
\6,799TSUKUMO eX.
\7,980コムサテライト3号店
Internet Navigator Keyboard(iK-36)
\6,799TSUKUMO eX.
\7,980コムサテライト3号店
Deluxe Access 109 Keyboard(iK-26)
\2,799TSUKUMO eX.
\3,980コムサテライト3号店
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