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CA、エンタープライズ向けバックアップ/リカバリーシステムを発売

2001年11月14日 15時19分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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コンピュータ・アソシエイツ(株)は14日、E-ビジネス向けストレージマネージメント製品群ブランド“BrightStor”(ブライトストア)を発表、第1弾製品となるバックアップ/リカバリーシステム『BrightStor Enterprise Backup』(ブライストア・エンタープライズ・バックアップ)日本語版を12月中旬に発売する。

CA社長
同社のストレージマネージメント製品群の新ブランド“BrightStor”を紹介する同社代表取締役社長の三ッ森隆司氏

『BrightStor Enterprise Backup』は、エンタープライズ向けのバックアップ/リカバリーシステム。同社の既存バックアップ製品『ARCserve』の保護対象データ容量が数百GBまでであるのに対し、BrightStor Enterprise Backupは数百GB~TB以上と、さらに大容量データのバックアップが可能。また、バックアップ対象マシン数も1サイトで20~30台以上となっている。

また、Windows 2000/NT 4.0、Solaris 7/8、HP-UX 11.0に対応しており、WindowsとUNIXが混在する環境でも、すべてのバックアップ/リカバリータスクを1台の管理コンソールで一元管理できる。SAN(Storage Area Network)環境でのファイルやデータベースのバックアップも可能。

さらに、ボリュームのイメージスナップショットを作成し、そのスナップショットをバックアップする“サーバレスバックアップ”や、ディスク上の仮想デバイスへデータをバックアップした後、指定した時間にバックアップデータをテープにコピーできる“データステージング”、システム障害が発生した際にウィザード形式で復旧作業を行なえる“ディザスタリカバリ”などを搭載する。

『BrightStor Enterprise Backup』の価格は100万円から。なお、2002年にはTru64 UNIX対応版、AIX対応版も出荷するという。

本日都内で行なわれた発表会で、同社代表取締役社長の三ッ森隆司氏は、「今年7~9月の業績は前年度比で増収増益となっている。本社がニューヨークにあるためテロの影響を心配していたが、ビジネスは順調に推移している。そのビジネスを支えるひとつがストレージマネージメント事業。BrightStorは、エンタープライズレベルのストレージマネージメント製品群。パートナー各社と協業して国内に製品を投入していく」としている。

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